アフターコロナ銘柄の罠

2022.2.25
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From:MAX(マックス)
自宅トレーディングルームより、、、

おはようございます。 
MAXです。

今日は、

「アフターコロナの投資銘柄」

について話をしていきたいと思います。

オミクロン株が猛威を奮ってはいますが、
一時期よりは感染者が減ってきており、
ピークアウトの兆候が見られます。

実際、政府も3月になってから、
入国制限を緩めたりと、
続々と緩和の処置がとられている状況です。

でも、冷静に考えてもらいたいのは、
まだまだ感染者は高止まりしている状況なのに、
そのような政策をとるということです。

それは、見誤っているかもしれませんが、
政府としてもコロナがだいぶ収束に近いことを
見込んでの行動なのかなと私は見ています。

それに伴い、当然株式市場にも
それを見越した動きが出てきています。

なので、
アフターコロナでどんな銘柄を狙っていけばいいか
という話をしていきたいと思います。

まずは、狙ってはいけない銘柄についてですが、
もうコロナで追い風になった産業の銘柄は
狙わない方がいいです。

わかりやすいものですと、

オンライン通話のzoomや、
出前館といったテイクアウト系、
ネットショッピング関係のツールや
プラットフォームを

提供しているものなどが挙げられます。

そういったものは、この1、2年が特需の状態で、
それが株価に織り込まれているような状況です。

なので今後の伸びしろは考えづらい、
むしろ下落、空売り対象として
見ていったほうがいいでしょう。

実際に、zoomをはじめ、アフターコロナ銘柄、
巣ごもり需要と言われた銘柄は
どんどん下がっている傾向が顕著に表れています。

では今度は、旅行や対面型のビジネスを
提供している企業といった
コロナで打撃を受けた産業の銘柄を

狙っていけばいいということですが、
これも気をつけた方がいいと
思っています。

まず代表的なのが、旅行関連です。

ここは今株価が全体的に下がっているように、
少し景気指標が悪化しつつあります。

これは急激にコロナが回復したことで、
去年の株価が高かったことも原因の一つです。

もしもここで、インフレが進んでかつ
景気指標も悪くなると消費が滞ります。

これは旅行業界にも
マイナスのインパクトをもたらします。

もちろんコロナの売上がまったくない
最悪期のような状況にはなりませんが、
頭打ちになる可能性も十分にあります。

なのでこの旅行関係のように、景気動向によって、
売上が変化するものに関しては
結構気をつけた方がいいと思います。

その他には鉄道と空運があります。

空運はまだ需要が底堅いかなとは思いますが、
鉄道に関しては怪しいかなと感じています。

鉄道、人の移動に関するビジネスでは、
特に固定客として多くを占めていたのが通勤客です。

これは大きいところであるほど
その傾向が強くなると思います。

ただ、ここまでリモートワークが進み、
以前ほどの固定した需要が見込みづらい
というところが現状です。

加えて、日本自体が少子高齢化で
人口が減ってきている割に
鉄道会社は固定費がとても掛かります。

そういった意味では収益を伸ばすのは
けっこう大変かなというところです。

実際にJRがこの春から
シーズンや時間帯で料金を変える変動料金を
導入していて、

それを見越した政策なのかなと思いました。

鉄道会社でも、
そこまで伸びしろが見当たらないというのが
アフターコロナの銘柄の難しさかなと思っております。

まとめると、景気指標が悪化しても変わらず、
ある程度の需要が見込め、売上が立てられる
産業の銘柄、

あとはなるべく固定費が少ない産業の銘柄が
良いと思います。

そういった銘柄のほうが売上の上澄みがあり、
利益もしっかり残しやすいので

いち早く株価にもその利益が
反映されやすいと思います。

アフターコロナ銘柄でこれだ!と
言われているものがあったとしても、

上記のような観点で冷静に自分で分析して
取り組んでいただければと思います。

本日はこれで終了したいと思います。

ありがとうございました。

-MAX

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