From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、
おはようございます、MAXです。
最近、コロナの存在が
我々の生活にとってある種、
「身近」になってきたなと感じています。
というのも、
緊急事態宣言が解除されたばかりのころから比べると
街中にも人が戻ってきましたし、
飲食店等でもマスクや仕切りを設けるなど
対策を行いながらコロナ前と同じように
対面で営業するお店をよく見かけるようになりました。
緊急事態宣言を含めて
Twitterでも「#コロナに負けるな」の
ハッシュタグがトレンド入りするなど、
コロナウイルスを排斥しようとする動きが強かった
4月5月と比べるとすっかり我々の間にコロナウイルスと
うまく付き合いながら経済活動等を取り戻していこうとする、
ニューノーマルを模索する動きが
浸透してきていていますよね。
ただ、このニューノーマルに関して
いつまで続くのだろうと疑問に思っている方も
多いのではないでしょうか。
私は長期化すると考えています。
やはり、人々が
特定のウイルスに対して免疫をつける
というのは簡単ではないようです。
つい先日のニュースですが、
アメリカのジョンソン&ジョンソンや
イーライリリーという製薬会社が、
コロナワクチンの臨床試験を
中止したとの報道がありました。
試験中止の理由に関して、
ジョンソン&ジョンソンは
臨床試験参加者に原因不明の病気が
確認されたためと仰っています。
イーライリリーも
データ安全性監視委員会(DSMB)からの
停止勧告を受けて安全性の懸念から
試験を中止すると発表しました。
以前、下記の記事で
コロナワクチンは各社競争状態にあり
おそらく通常の病気よりも速いテンポで
完成へと向かうと記しましたが…
【予測】今後のコロナと株価の関係について
→https://j-i-s.info/?p=28500
いくら速いペースで開発が進められても
安全性の確保には相応の時間が
必要ということかもしれませんね。
見解を修正しました。
どちらにせよ、
コロナワクチンの開発は
難航していると言えるでしょう。
また、人々の心情も
このニューノーマルの継続に関して
カギを握る存在だと言えます。
人々がコロナに対して抵抗感を持たなくなり
「もう気にしなくていいよね」といった
風潮が広がっていけば、
このニューノーマルはすぐに終息し
コロナ前の生活に戻っていくでしょう。
ですが、
高齢者は重症化しやすいことなどを含め
周囲への気遣いが必要なことを考えれば、
人々がコロナへの
抵抗感を持たなくなる未来は
そう近いとは思いません。
人と人の接触は避けるといった
いまのニューノーマルはこの観点からも
長期化が見込まれると考えています。
さらに米国の株価を見ても
ジョンソン&ジョンソンなど
治験が中止された会社や
伝統的な会社は下落傾向にある一方、
ZOOMやマイクロソフトなどの
ハイテク株は上昇傾向です。
米市場の資金もコロナに対抗する
業界業種の銘柄ではなく、
コロナと共存していく
ニューノーマルと言われる生活のなかで
もっとも活躍するジャンルは
ハイテク株に集中している
と言えるでしょう。
ちなみに過去を振り返っても
ウイルス自体を撲滅できたのは
天然痘くらいだと言われています。
ただそれも数百年の時間が
かかってのことです。
社会全体が感染症を乗り越えるために
最低限必要なものは
時間なのかもしれません。
また日本でも米国株と同じように
「遠隔」をキーワードにテレワーク関連など
資金が集まりやすいかと思います。
ですので、投資をされている方は
注意していただければと思います。
以上、本日のブログでした。
また来週。
MAX
・ジャパンインベストスクール講師
時価総額の小さい小型急騰株のトレードを得意とし、資金の流れを読む卓越したスキルを持つ。1トレード1億円、年利6,000%といった錚々たる相場師たちに師事し、彼らから急騰株トレードの薫陶を受けてきた。「小資金から倍々ゲームで稼いでいくのがカッコいい」をモットーとし、4000名以上の受講生を指導してきた。