ニューノーマルは長期化する

2020.10.16
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From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、

おはようございます、MAXです。

最近、コロナの存在が
我々の生活にとってある種、
「身近」になってきたなと感じています。

というのも、
緊急事態宣言が解除されたばかりのころから比べると
街中にも人が戻ってきましたし、

飲食店等でもマスクや仕切りを設けるなど
対策を行いながらコロナ前と同じように
対面で営業するお店をよく見かけるようになりました。

緊急事態宣言を含めて
Twitterでも「#コロナに負けるな」の
ハッシュタグがトレンド入りするなど、

コロナウイルスを排斥しようとする動きが強かった
4月5月と比べるとすっかり我々の間にコロナウイルスと
うまく付き合いながら経済活動等を取り戻していこうとする、

ニューノーマルを模索する動きが
浸透してきていていますよね。

ただ、このニューノーマルに関して
いつまで続くのだろうと疑問に思っている方も
多いのではないでしょうか。

私は長期化すると考えています。

やはり、人々が
特定のウイルスに対して免疫をつける
というのは簡単ではないようです。

つい先日のニュースですが、
アメリカのジョンソン&ジョンソンや
イーライリリーという製薬会社が、

コロナワクチンの臨床試験を
中止したとの報道がありました。

試験中止の理由に関して、
ジョンソン&ジョンソンは
臨床試験参加者に原因不明の病気が
確認されたためと仰っています。

イーライリリーも
データ安全性監視委員会(DSMB)からの
停止勧告を受けて安全性の懸念から
試験を中止すると発表しました。

以前、下記の記事で
コロナワクチンは各社競争状態にあり
おそらく通常の病気よりも速いテンポで
完成へと向かうと記しましたが…

【予測】今後のコロナと株価の関係について
→https://j-i-s.info/?p=28500

いくら速いペースで開発が進められても
安全性の確保には相応の時間が
必要ということかもしれませんね。

見解を修正しました。

どちらにせよ、
コロナワクチンの開発は
難航していると言えるでしょう。

また、人々の心情も
このニューノーマルの継続に関して
カギを握る存在だと言えます。

人々がコロナに対して抵抗感を持たなくなり
「もう気にしなくていいよね」といった
風潮が広がっていけば、

このニューノーマルはすぐに終息し
コロナ前の生活に戻っていくでしょう。

ですが、

高齢者は重症化しやすいことなどを含め
周囲への気遣いが必要なことを考えれば、

人々がコロナへの
抵抗感を持たなくなる未来は
そう近いとは思いません。

人と人の接触は避けるといった
いまのニューノーマルはこの観点からも
長期化が見込まれると考えています。

さらに米国の株価を見ても
ジョンソン&ジョンソンなど
治験が中止された会社や
伝統的な会社は下落傾向にある一方、

ZOOMやマイクロソフトなどの
ハイテク株は上昇傾向です。

米市場の資金もコロナに対抗する
業界業種の銘柄ではなく、

コロナと共存していく
ニューノーマルと言われる生活のなかで

もっとも活躍するジャンルは
ハイテク株に集中している

と言えるでしょう。

ちなみに過去を振り返っても
ウイルス自体を撲滅できたのは
天然痘くらいだと言われています。

ただそれも数百年の時間が
かかってのことです。

社会全体が感染症を乗り越えるために
最低限必要なものは
時間なのかもしれません。

また日本でも米国株と同じように
「遠隔」をキーワードにテレワーク関連など
資金が集まりやすいかと思います。

ですので、投資をされている方は
注意していただければと思います。

以上、本日のブログでした。
また来週。

MAX

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