From:MAX(マックス)
自宅のトレーディングルームより、、、
おはようございます、
MAXです。
最近の日経平均のボラティリティに翻弄
されていませんか?
「日経平均1200円越えの下落」
といったニュース記事を見て、
「暴落が来るのではないか」
と不安に思われた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
昨日も700円近く下落し
日足の25日線を大きく下抜ける
展開となっています。
こうした状況下でよぎるのは
「暴落」の2文字かと思いますが、
暴落の見極め方は以前私がブログを
出しているのでこちらを
参照してください。
↓
https://j-i-s.info/j-i-s/nikkan_210122/
いずれにしましても最近の株式市場は
2月末から不安定さを増しています。
金利急上昇や米国の指標、
米国株価自体によって
株価が上下する状況となっています。
では実際に、どのくらいの水準が
警戒する指標にすべきなのか、
また仮に大きく下げたとしても
そこまで警戒しすぎる必要はない
というお話をさせていただきます。
例えば、日経平均が
マイナス500円下がったとします。
マイナス500円というのは
大きな下落に感じる方も多いでしょうが
私にとっては大した下落ではありません。
というのも500円という幅は
かつてよりも日経平均が大きく上がっているので
母数の値も大きくなっています。
だから下がる場合も前と同じ率だったとしても
金額は大きくなるということになります。
具体的に話していくと
4年前の2017年の日経平均は
1万5000円から1万7000円ほどで
推移していました。
現在は日経平均は3万円なので
およそ倍になっていることがわかります。
当時の日経平均1万5000円に対して
500円の下落というのはおよそ3%の下落
ということになります。
一方で今の日経平均で500円の下落は
およそ1.6%であり、
ちょうど半分ほどの数字になります。
このように前の日経平均の状態で
500円の下落は大きいと
思われるかもしれませんが、
現在は日経平均自体も上昇しているため
500円の下落は規定の範囲内のボラティリティと
言えるでしょう。
ですから大きな下落に見えても
実はそうでもないということが
言えるので気をつけてください。
とはいえ、
相場の不安定さが増しているのは事実です。
雇用統計の発表やメジャーSQなどで
3月自体相場が不安定な時期なので
引き続き警戒はしておく必要はあるかな
と思います。
最後にどれくらいの下落を
大きな調整として見ればいいかというと
個人的には1日の平均の下落幅が
株価の2.5%以上だと大きな下落
と見ていいでしょう。
現在日経平均が2万9000円ほどですが、
それの2.5%である700円ほど下げたときは
大きな下落と思っていいでしょう。
この基準に照らし合わせると
昨日の下落は大きな下落と
捉えられます。
これを4年前の15000円当時の水準に
当てはめると375円であり
現在では大したことがない数字ですが、
当時は大きな数字だったかと思います。
ですから日経平均株価の大きさによって
大きな下落と思われる値も変動する
ことがご理解いただけたかと思います。
こうしたことからも
私個人的には2.5%を基準にしている
ということで参考にしてみてください。
不安定な相場ではありますが
引き続き頑張っていきましょう。
それでは。
MAX
・ジャパンインベストスクール講師
時価総額の小さい小型急騰株のトレードを得意とし、資金の流れを読む卓越したスキルを持つ。1トレード1億円、年利6,000%といった錚々たる相場師たちに師事し、彼らから急騰株トレードの薫陶を受けてきた。「小資金から倍々ゲームで稼いでいくのがカッコいい」をモットーとし、4000名以上の受講生を指導してきた。
いつも拝読し 勉強させて頂いています。引き続き優雅な解説を宜しくお願いしますm(__)m