相場の悪材料と株価には関係がない?

2021.10.22
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From:MAX(マックス)
自宅のトレーディングルームより、、、

おはようございます、
MAXです。

今日は株価がなぜ動くのか
ということについて
お話ししていきたいと思います。

日々ニュースを見ていて
円高だから日本株が動いただとか、

恐怖指数が上がったから
下落しただとか、

岸田ショックだとか
最近でも色々と騒がれていました。

皆さんは
株価が動いた理由というのを
どのように考えているでしょうか。

もちろん私もニュースを見たりは
するのですが、

株価が動いた原因についての
さまざまな情報に対して
あまり信用していません。

今回はその理由について
お話していきたいと思います。

最近の日本株だと
菅前総理が出馬しない
と表明してから

9月の中旬にかけて上がり、
その後岸田氏の総裁当選
とともに下落し、

さらに10月に入って
2週間ほど上がっている
ような状況となっています。

これについては
さまざまなことが言われており、

政策の期待や円安、
中国の不動産の問題などで
株価が動いていると報道されています。

しかし私はこうした要因を間に受けない
というのが大事だと思っています。

なぜかというと
株価が動く要因というのは
さまざまな要因が混ざり合っているので

一つの要因で動くことは
ないためです。

例えば最近の相場は
円安になり日本企業の業績見通しが
よくなったからだという人もいます。

しかし円安になっているのは
上昇している10月からではなく、
暴落していた9月から円安基調でした。

企業によっては逆にコスト
増大要因にもなりますし

一概に円安になったから
株価にとってプラスに働くといった
判断はそうそう簡単にはできない

ということです。

さらに岸田ショックと言われているのも
中国の問題や米国のデフォルト問題などが
ほぼ同時期に取り上げられ、

米国株式の下落に連動する形で
下落してきていました。

もちろん岸田氏の政策や
総裁についたことによる株価の
影響が全くないわけではないと
思います。

しかしいずれにしろ
株価の上下に対する要因は
後付けであり、

かつ「これだ」という
要因をはっきりさせたい
という人間の心理はあるとはいえ

現実の背景としては
一つの事象で株価の上下を
説明することはできない
ということです。

これを意識しておかないと
相場判断を見誤ることがあります。

昨年アメリカの大統領選挙で
バイデン氏が大統領になったら
株価は下がると言われていました。

しかし結果的に株価は上昇しました。

もし予測や偏見を持って
投資判断をしていたら
全く儲からない相場だったと思います。

もちろん情報として
さまざまなニュースを
仕入れる必要はあります。

ただし、情報ひとつで
株価の動きを判断しな
ことが
とても重要です。

さらにこれをやっておくと
相場の初動にも乗りやすいですし
何か変化があったときに対応しやすい
というメリットもあります。

ぜひ覚えておいてください。

本日はここまでです。

ありがとうございました。

MAX

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