From:Mr.K
沖縄の自宅より、、、
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■今回の目次
1、損切りのルール化(具体編)
2、損切り基準は◯◯◯◯かだけ(ETRレポート)
3、先のトランプ弾劾裁判の全和訳
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今日のブログでは、
自分の損切りルールをつくる
具体的なステップについて
書いていくことで、
「含み損をいつ切ればいいかわからない」
という悩みを解決していきます。
よく勘違いされていることですが、
損切り基準は、◯◯を基準に
自分なりに設定すると効果的です。
それはそうと、、
先週は久しぶりに
なかなかの大連敗を喫しました。。
米国株なのですが、、^^;
「なんでこんなに負けが続くんだ、、」
そう感じる瞬間は
誰にでもあると思います。
そこで、今週のETRレポートでは
連敗したときのリカバリー方法を
書いていきます。
では、まずは、
損切りルールの決め方から。
先週は導入編を書きましたので
先週の記事をまだお読みでなければ
先に先週の記事をお読みください。
・・・
ーーーーーつづくーーーーー
<注意>
私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。
あくまで私の意見を書きますので、興味がある人だけ読んでください。
それでは、本題に入ります。
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連敗はつきもの!?
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先週の後半は、ちょっと久しぶりにこんなに大きく予想を外しました。
具体的に言いますと、米国株のハイパーグロース銘柄と呼ばれる最近数十%以上に急騰をしていた銘柄(数銘柄)なのですが、1ヶ月半ほど前に買って、一時は50%以上の含み益が乗っていたのですが、なんと行ってこいで戻ってきてさらにマイナスになりました。
ここまでドラスティックな動きで負けたのは正直初めてです。
といっても大きく凹んでいるわけでもなく(というかむしろ、チャンスだと燃えています)、資金管理の範囲内の負けではあるのですが、
「やはり、長く株をやっていれば、予想と真逆に動くときというのはあるのだな」
と再確認しました。
そのうちの一つの銘柄は、コロナショックの頭から尻尾までで41%しか下がっていないので、この3週間の暴落が56%暴落であったことを考えると、これはコロナショック全体を超える大大暴落だったのです。
あとは、SOX(フィラデルフィア半導体指数)が3日で約12%(トップからでは14%)急落したこともなかなかの予想外でした。
まったく想定していなかったわけではないのですが、この値動きは、個人的にはかなり可能性が低いと思っていたシナリオで、昨年の2月末のコロナショックのを最初の暴落が16%でしたからそれに匹敵する急落が起きたことになります。
日本株しかやっていない人からすると、
「え?そんなことが起きていたの?!」
と思うかもしれませんが、はい、起きていました。
ただ、こういう“ことごとく逆に行く”という現象は、実は、どんな戦略を採っていても誰しも経験することなのです。
(あなたも“ことごとく逆に動く”経験がありますよね?、、え、まだない?であれば未来に遭遇するはず、、、^^;)
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AIの開発でわかったこと
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私は2年間ほど、FXのAI(投資人工知能)の開発を天才プログラマと組んで本気でやっていた時期があります。
この経験は、【連敗】についてよく理解するのを助けてくれました。
2年間の開発の中で、私たちは実に様々な売買ロジック(自動生成を含めると数千パターン)のAIを作りシミュレーションをしました。
そうすると、驚くべきことがわかったのです。
長い期間で見ると神業のようなパフォーマンスを出す売買ロジックでも、短期的にみれば、とんでもなく連敗していることが珍しくなかったのです。
言われてみれば当たり前に思えるかもしれませんが、これは実際の売買履歴を見るとかなりの衝撃でした。
ある期間で勝率100%を叩き出した売買ルールが、次の瞬間、勝率10%になったりするのですから、、
つまり、投資というのはどこまで行っても確率論なので、数百回以上の売買をするとなると、極端に勝率が低い時期というのがほぼ必ず訪れるということなのです。
あなたもコイントスをしてみればわかります。
本来は、表と裏が均等にランダムに出るはずなのに、やたら表が続くときや裏ばかりが出るときが必ずあるのです。
【ランダムな現象は、予想以上にランダムにならない】
この事実をよくよく理解しておくことは、正しい売買ルールを確立するうえでとても大切です。
ですから、連敗というのは、何か重要なことに気づくためのきっかけではありますが、連敗したからといってひどく落ち込んだり自信を失う必要はありません。
あくまで、「連敗をきっかけに何を掴むのか」にフォーカスすべきです。
連敗のリカバリー方法についてはETRレポートに書きましたので、
ここでは、“正しく”連敗するためのルール(笑)について書いていきます。
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正しい損切りと間違った損切り
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負けたくないのは誰でも同じです。
できるなら、損切りせずに毎日コツコツ勝ち続けたいものです(笑)
人間というのは、前進感にパワーをもらうような心の作りをしていると思うのです。
停滞や、ましてや後退というのは、非常に気分が悪いもの。
しかし、現実には、損切りは日常茶飯事で当たり前にやることであるので、とにかく慣れなければいけません。
損切りしたくない!という思いが強い方は、前回のブログを読めばその執着からは、ある程度開放されるはずです。
↓ ↓ ↓
https://j-i-s.info/?p=30791
損切りは悪いことではない、ということを理解することが第一ステップ。
それができたら次は、
■正しく損切りするためにどうすればいいか?
を考えることです。
・・・
・・・
「正しい損切り」と「間違った損切り」の違いはなんでしょうか、、?
・・・
・・・
私の“答え”を読む前に、一度、ご自身で考えてみてください。
・・・
考えていただけましたか?
では、こちらが私の定義です。
◼️正しい損切り:同じルールに沿って損切りを続けることで未来の資産が”増える”損切り
◼️間違った損切り:同じルールに沿って損切りを続けることで未来の資産が”減る”損切り、または、ルールに基づいていない行き当たりばったりの損切り
です。
「なるほど〜〜〜」
と思った方はなかなかセンスがいいですね!
「え?損切りを続けることで、未来の資産が”増える”??どういうこと、、?」
と思った方は、その理由をETRレポートにて書いていきますね。
(先週予告したとおり、今回から有料です。すみません!)
でも、内容には目から鱗が落ちると思います。
↓ ↓ ↓
ETRレポート:
http://japan-i-school.jp/jim/ct_etr02/
損切りについては、先週のブログのPDFレポート(Essential Trade Report)にも書いていますので、まだお読みになっていない方は、先週のブログの末尾にあるピンク色のボタンからダウンロードして読んでみてください。
■今週のETRレポート
今回は、損切り基準の作り方を解説しています。
また、世界のニュースも今回は【必見です!】
先のトランプ弾劾裁判の議論を、自費をはたいて全和訳しましたのでそちらを公開しています。2時間半の動画ですが、米国の議会の現状がいかに悲惨かをしっかり見ていただけますし、茶番劇として楽しんでいただける内容になっています。(民主主義の存続についてかなりの危機感を持っていただけるはずです)
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▶︎Mr.Kのつぶやきコーナー
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相場のボラティリティ(上下動の振れ幅)がとても大きくなっていますね。
こういうときは、ポジションを軽くして損切りを離すことが原則です。
ポジションを3分の1にして、損切りラインを3倍離してみてください。
また、毎日の乱高下に一喜一憂すると疲れてしまうので、こういうときこそ、ここぞ!という銘柄がなければ休み、見つかれば投資するというメリハリが大切です。
投資で大きく勝つための秘訣は、難しいときに頑張るのをやめて、簡単なときにポジションを持って放置することです。
金やビットコインに関しては意見は先週から変わっていません。
日本株は淡々とやるのみ、米国株は、ドル高と米長期金利の動きが収まったら大チャンスかなと思い、いち早く復活する先導株銘柄に乗ろうと準備をしております(先週の失敗は繰り返しません)
失敗は、集中して反省し、さっさと手放して未来の可能性の拡大に時間を使いましょう!
挑戦する限り、たまには失敗することは折り込み済みなのですから。
GOOD TRADE!!
Mr.K
追伸:
本文でも触れましたが、
今日からETRレポートを正式リリースします。
毎週トレードレベルをアップできる
私独自の情報が満載です。
これまで解禁していなかった
銘柄への具体的なアプローチ方法
などもお話ししていきます。
970円(税込)/月から参加できるので
興味のある方は確認しておいてください。
ETRレポート:
http://japan-i-school.jp/jim/ct_etr02/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
今週も大変参考になりました。
改めて損切の重要性を認識しました。
先生、いつも学ばせていただきありがとうございます!
ETRレポートこれからも楽しみです。
帰宅次第、登録させていただきます!
アドバンスで参加することになりました。
ホームランを年4,5回かつ5年ほどで目標までいきたいですね。
今回の損切についてですが、①正しい損切りをしているけど、選定銘柄が間違っている、と②選定銘柄はあってるけど、間違った損切りをしている、という2パターンもあると思います。
ちなみに、良いのは②だと思っています。
なぜなら、損切のルールだけを正しくするほうが、銘柄選定を正しくするよりも、遥かに簡単だと考えているからです。
K氏も同じ考えだと思っています(^^;)
極論、銘柄選定が正しければ、遅かれ早かれ、ホームランは出るだろうし、資産は増えていくと思います。
これから改めて、よろしくお願いいたします。