From:MAX(マックス)
自宅のトレーディングルームより、、、
おはようございます、
MAXです。
先日、日銀がすごく重大な発表をしました。
これまで数年間変えてこなかった
方針の転換です。
2013年黒田総裁になってから
基本的に年間6兆円単位で
ETFの購入を日銀は続けていました。
このETF購入が株式市場に
どうつながるかと言いますと、
それを通じて間接的に株を買い入れて
株価を上げていくことを目的とした
施策だったということです。
いわゆるアベノミクスの
一環としての政策でした。
この政策を遂に
修正する時がきたということです。
具体的には年間6兆円買い入れるという
方針の文言が削除されました。
必要に応じて上限12兆円ほどは
引き続き買い入れるということだったのですが、
それに反応してマーケットでは
売りが入ってきています。
この発表前の3万円台から発表後には
3万円を切る水準まで下落してきています。
これは明らかに日銀の方針転換を
悪材料視して売りが入っているものと
解釈して問題ないかと思います。
とはいえ、
これで緩和バブルが終了かというと
そうではないかと思います。
日銀が買いを辞めるかというと
そうではなくて今後も必要に応じて
日銀が買い支えてくれることに
変わりありません。
昨年の暴落の時のように
明らかに売りが強い時などには
買い支えてくれるわけですから
これまでの無説法に
買い入れていくというより、
妥当な判断に基づいての買い支えに
なっていくかと思います。
アベノミクス自体が
出口戦略のない政策でしたので
そういう意味では一度買い入れを制限して、
購入したETFを
どこで売るかはわかりませんが、
とりあえず必要に応じてというのは
一定評価できる政策変更かと思います。
加えてアメリカに関しましては
引き続き金融緩和が続けられ、
ゼロ金利政策についても
これだけ加熱してもFRBがさらに
続けると発表しましたことからも
おそらくアメリカの株に引っ張られて
上昇幅はわかりかねますが、
日経平均も上がっていくだろうな、と
考えています。
まして金融相場が一旦終わって調整したのち
コロナの回復もあって業績相場へと
経済・企業情勢の回復とともに
株価の上昇が続いていく相場になると
思われますので、
そういうことを考慮すると
日銀のETF買い付けの方針を
変えたからといって
株高が終了するか
というとそうではないのかな
と思います。
直近では大きく下落する場面も
ある相場状況ですが、
あまり心配しすぎることは
ない状況かなと思います。
参考にしていただけたら幸いです。
それでは引き続き
頑張っていきましょう。
MAX
・ジャパンインベストスクール講師
時価総額の小さい小型急騰株のトレードを得意とし、資金の流れを読む卓越したスキルを持つ。1トレード1億円、年利6,000%といった錚々たる相場師たちに師事し、彼らから急騰株トレードの薫陶を受けてきた。「小資金から倍々ゲームで稼いでいくのがカッコいい」をモットーとし、4000名以上の受講生を指導してきた。