日本経済の今後とは…

2021.5.21
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From:MAX(マックス)
自宅のトレーディングルームより、、、

おはようございます、
MAXです。

今日は少し辛いテーマですが
日本経済が一人負けするのではないか
という話をしていきたいと思います。

日本株に対して
ポジティブではない
内容かもしれませんが

最後まで読んでいただけると
幸いです。

現実を正しく捉えていきましょう。

まず先日発表された
2020年度のGDP成長率は
衝撃的な数字が発表されました。

日本の昨年GDP成長率は
コロナという影響もあり

過去最悪だった
リーマンショックを超える
マイナス4.6%の下落
という数字を出しています。

2019年から下落傾向ですので
GDPの下落に拍車がかかった
と言えます。

今年に入っても
コロナは終結していませんし

大都市圏を中心に
緊急事態宣言が続いていて
今後も経済が悪化することは
目に見えているかなと思います。

ただ今までの相場は
コロナが蔓延するほど、

つまり悪材料が出れば出るほど
中央銀行が金融緩和を行い
株価が底上げされる
という相場
でした。

しかし日本においては
この傾向が崩れつつあります。

例えばGDPの速報が出た翌週から
日経平均は下落してきております。

3月には日銀が積極的に買い支えを
行わない方針を発表して

後場に入っても日銀が買いにこない
下落している日にも買わないこともあり
下落に拍車がかかっています。

加えてGDPが悪いことは
織り込まれていたはずなのに

このように大きく
株価が下落してきているのは
それだけ日本の状況が良くないことを
示していると思います。

織り込む、織り込まない以前に
経済が後退しているから
株価が下がっているという
原理だと言えます。

アメリカの指数は
5月に少し下落しましたが
中国と同様に
むしろ株価が上がってきています。

ですが日本は
3月に約30500円で天井をつけてから
もみ合い、そして下落してきています。

日本だけ明らかに弱い状況と見て
間違いなさそうです。

なのでこの現状を正しく捉えた上で
日本の株価については

大型も新興も含めて
下落トレンドが続くと
一定期間はみてもいいかなと思います。

ただしワクチン接種が進んでくると
先を行くアメリカや中国のような
経済が正常化していくことも
考えられますので

今年は特に辛抱の年なのかな
という風に思いました。

ですから安易に買いにいくというより
現金余力をちゃんと持ちながら
切り返しを待つ。

下落が一定期間続くと考え相場を見ると
比較的資金を守りながら取り組めるかな
と思います。

今回は日本の経済一人負け
というテーマで
お話をさせていただきました。

願わくば
この予想が外れてくれることを
望んではいますが、

そうならなかった場合も
ちゃんと対処できるように
日々相場を見ていきましょう。

MAX

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