【教えその172】この本で幸せなお金持ちになれない人0人説

2022.4.28
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こんにちは、大富豪の弟子です。

昔、すごく流行った

「引き寄せの法則」

覚えているでしょうか?

お金・運はこの方法で
引き寄せられます!という
本が書店の人気コーナーに
必ず並んでいました。

しかし、この本には「ある」
重大な問題があったのです。

・・・・・

そうです、引き寄せられないのです。

私もまだ学生だった頃ですが、
思わず手に取って読んでみて
ガッカリしました。

そもそも本の内容が全く
理解できなかったのです。

覚えてもいません。

でも、最近読んでみたら、

「確かに!」

と勉強になりました。

その役立つポイントを
シェアしたいと思います。

今日ご紹介するのは、

『The Having 富と幸運を引き寄せる力』

という本を要約してお話します。

21カ国で発売され、
世界中でベストセラーに選ばれた
新時代の「引き寄せの法則」です。

まず、本のタイトルである

「The Having」

という意味について。

著者は世界中のお金持ちを対象に
「相談役」の仕事をしています。

これまで多くのお金持ちと
会話してきた中で、著者は
お金持ちの人がやっている
ある共通点を見つけました。

それがHavingなのです。

じゃあ、 Havingとは何?

1.私は持っているを自覚する
2.比べない・競わない

大きくこの2つだそうです。
順に説明させてください。

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1.「私は持っている」を自覚する
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例えば、あなたが
高級レストランに行ったとします。

家で食事すれば1,000円以下で
済みますが、高級レストランでは
10万円かかります。

あなたはお金を支払う時、

「勿体ないなあ」

と感じますか?

高級レストランに限らず、
支払いの度に感じる人もいます。

この「高いなあ」「勿体ないなあ」
とネガティブな気持ちになるのが、
「ないない思考」と言います。

心が満たされない思考に
なってしまうのです。

ネガティブな思考は
行動にも表れてきて、

ネガティブなことを無意識に
引き寄せてしまうのです。

では、どうすればいいか?

「高級レストランに行けるくらい
私はお金を持っている」

と考えるだけです。

このように考えると、
お金を支払うことに
「高揚感」を持ちます。

世界には高級レストランに一生
縁がない人がいくらでもいます。

そんな中、あなたは

『自分のお金で』

行くことができます。

そもそも、お金がなければ「行く」
という選択肢は出てきませんので、
行けること自体がすごいのです。

こうして「ないない思考」から
「あるある思考」に変えていく
ことが大切です。

まずは練習あるのみ。

支払いの度に、

「お金があって良かった」

と毎回頭の中で考えれば、
それが習慣になります。

今の生活があることに
感謝の気持ちを持つことが
幸せに感じるのです。

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2.比べない、競わない
=========================

もし今、幸せに感じていない
のであれば、そのモノサシは

「他人と比較して」

自分は不幸と感じているから
ではないでしょうか。

テレビやネットで芸能人の
セレブな生活が特集されてたり、

SNSで友人が旅行に行った、
豪華な食事をした、などを
アップしていたり、

世の中には生きているだけで
自分にはない「ないない情報」
で溢れています。

そして、「ないない思考」が
自然と刷り込まれているのです。

逆に、

『他人と比べない、競わない』

という生き方は、メンタルにも
非常にいい影響があります。

著書の中では、「野の花」の
エピソードで例えられていました。

ある時、庭に植えていた木々が
みんな枯れかけていました。

庭主は木々たちに尋ねます。

「なぜ枯れてしまうんだい?」

イチョウの木は答えます。

「わからない。松のように気高さがないからだ」

松の木は答えます。

「自分も答えに自信がありません。
リンゴの木のように美味しい実がならないからだ」

リンゴの木は答えます。

「しかし、私にはヒマワリのように咲くことができません」

その時です。

ぐったりした木々の間から、
野の花が綺麗に咲いていました。

庭主は野の花に尋ねます。

「君だけ綺麗な花を咲かせている。
その秘訣を教えてくれないか?」

野の花は答えます。

私は小さくて素朴だ
という良さがあります。

そうした風情が人々に喜びを
与えることも知っています。

こんな自分が愛らしくて好きです。

可愛らしい花を咲かせられる
ことができて、私は幸せです」

野の花には

『自分自身として生きる』

ことに幸せを感じていました。

他の木々が枯れていく中、
ひとり咲いていられる秘訣は
そこにあったのです。

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引き寄せの法則を使った新時代の戦略
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これは、ビジネスや投資にも
当てはまるところがあります。

ランチェスター戦略といって
“弱者が強者に勝つ”戦略です。

それは、

「自分が勝てるフィールドで戦う」

というシンプルな思考。

自分の得意なフィールドを把握し、
負けそうな場所からはさっさと撤退する。

これが自分より資金やスキルのある
プロに勝つためのベストな戦略なのです。

新しいことにチャレンジしてはいけない、
という意味ではありません。

例えば、私はコンサル業を通して相手に
「言葉で価値を伝える」ことが得意です。

そこで、これまでやったことがなかった
広告業を最近スタートしました。

なぜなら、広告もコンサルと同じく
相手の行動を促す言葉が散りばめられているからです。

広告業界の人ならご存じですが、
CPA(顧客獲得単価)は3,000円~5,000円
で優秀な広告と評価されます。

が、私の手がけた広告はわずか
1,200円代で運用できています。

つまり、業界は違っても
本質は同じという事です。

逆に、ある時、私が飲食店の店主になりたくて
店をスタートしても恐らく成功できないでしょう。

料理がおいしくないといけないのに、
私は料理がめちゃくちゃ下手だからです。

・・・・・

まとめると、

①支払いの際に「私はお金を持っていて幸せだ」と自覚する

②世間の雑音は無視して「自分らしく」生きる

この2つの習慣が幸せなお金持ちに
共通するポイントでした。

今回は私も忘れないように
したいと思います。

大富豪の弟子

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