From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは
秋田洋徳です。
先日株式の専業トレーダーの方と
お話をする機会がありました。
その方はかなり研究熱心な方で、
きちんと仮説を立てて検証を繰り返し、
自分なりのトレード法を
確立されておりました。
ルールは厳密に決まっているか
を伺ったところ、
もちろん決まっている
とのことでした。
FXに限らず、
投資で勝つためには
しっかりとしたルールが
必要不可欠であることが
再確認出来ました。
昔から私の記事を
読んでくださっている方であれば
分かると思いますが、
私は「ルールの重要性」について、
耳にタコができるくらい
繰り返しお伝えしています。
ルールというのは
なんとなくのトレード方針だったり、
利益は大体このくらい取る、
といったような曖昧なものではなく、
このチャート状況であれば、
ここにラインを引き、
エントリー・指値・逆指値の値は
〇〇という数字で、
エントリーの条件として、
〇〇を満たしていればエントリー可能、
などのようにかなり具体的且つ
厳密に定めているものです。
ルールを決めているのに
上手くいかないという方は、
恐らく、数値やエントリーの
条件に余裕を持たせすぎている
のではないかと思われます。
例えば、
「利益は20pips~40pips
程度を目標に狙うが、
上手く伸びればもう少し
待って含み益が大きくなるのを待つ。
逆にこれ以上伸びないと
感じたら撤退する。」
と決めてトレードをするとします。
これは上手くいくでしょうか?
恐らく上手くいかないと思いますし、
これは最早ルールではないと思います。
まず利益の目標に幅があり過ぎるのと、
相場が伸びる伸びないの判断が抽象的過ぎて
何を元に判断しているのかも
分かりません。
では、このような抽象的なルール(?)
だと何故上手くいかないのでしょうか。
一番の原因は
「トレードに感情が入りやすく
なってしまうため」
です。
人間は欲望と恐怖の感情を必ず持っていますが、
投資を行うとこの感情が強く表に現れます。
そして、この感情のままに
トレードを続けるとどんどん負けていきます。
ルールの中に曖昧さが多く、
自由に判断できる部分が増えると、
そこに感情による判断が入ってきます。
そうすると、
利益目標まで達成しても欲望が湧いて
利確を待ちすぎてタイミングを逃したり、
逆にまだ利益目標まで到達していないのに、
僅かな含み益を失いたくない
恐怖に駆られて利益が伸ばせない
という現象が
起こるようになってきます。
ルールを厳密にする理由は
トレードに自分の感情が
入って来ないようにするためです。
ルールを決めても上手くいかない方は
今一度ルールを再確認し、
曖昧さを無くしていく努力を
することをお勧めします。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
追伸:
勝っている人は
どんなルールを
決めているのか?
私の場合、大きく分けて3つです。
・資金管理ルール
・メンタルルール
・テクニカルルール
これを元に成果を出し続けています。
もしルールが曖昧で
稼げていないなら、
私のやり方を見に来てください。
↓
http://akita-fx.info/akita-fx/hochion_hl/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。