From:秋田洋徳
名古屋の自宅より、、、
皆さんこんにちは
秋田洋徳です。
以前の記事でも書いたように
私は普段トレードの際、
「OCO決済」と言う
自動決済を使用しております。
OCO決済を使用して
決済を自動化させると、
指値にかかる時(利益確定する時)は
設定した数字通りに約定します。
ですが、逆指値にかかる時(損切りする時)、
指定したレートから少しずれた位置で
約定される場合があります。
この現象のことを滑ると言います。
滑る場合は不利な価格へずれますので、
ほんの僅かではありますが、想定よりも
損失が増える形となります。
何故このようなことが起こるかといいますと、
理由は2つあり、
1つは、
逆指値注文は「指定したレートピッタリで
決済注文を行う」という注文ではなく、
「指定したレート以上(又は以下)になったら
注文が行われる」と言う注文だから。
そしてもう1つは、
レートの変動は連続した数値で行われない
場合があるということです。
例えば、142.700から142.710まで
価格が上昇する場面で、
142.700→142.701→142.702・・・と言うように
連続した数値で上がっていく場合もありますが、
142.700→142.704→142.706・・・
と言うように値段が飛びながらレートが変動
していく場合もあるということになります。
上記の理由から、
例えば142.900で売り注文を行い、
143.000に到達したら損切りを行うように
逆指値注文を入れていたとしたら、
配信されるレートが
142.990→142.993→142.998→143.003
と変動した場合、
「143.003」になった瞬間に
「143.000以上になった」と判断され、
そこで決済が行われるということとなります。
(143.000ピッタリではなく、
143.003で決済される)
逆指値が滑る可能性があることは、
証券会社のQ&Aなどにも
予め記載されている内容で、
残念ながらこれを回避する手段はありません。
日本の証券会社を使用する以上、
滑りとは付き合っていくしかないこと。
そして、上記のような理由により
滑りが発生するということを、
FXに取り組む上で頭に入れておいて
いただければと思います。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
<編集部のオススメ>
あなたが退場する理由に
1つでも当てはまっていないか、
確かめてみませんか?
このたった3つを解決するだけで、
着実に利益が増える
デイトレ法があります↓
http://japan-i-school.jp/jim/seminar180911/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。