半導体サイクルと相場の関係性

2024.8.28
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

WSTS

(WORLD SEMICONDUCTOR
TRADE STATISTICs、
世界半導体市場の統計)

というものがあります。

市場統計や市場予想も行っていて、

直近の予測会議は、
今年5月に神戸で行われました。

2024年から、
世界の半導体市場は回復し、
生産能力も大きく増やしています。

さらに、今後も拡大するようです。

最新のレポートから、
市場の流れを見てみましょう。

これをみると、
世界の半導体市場は
拡大サイクルに入っており、
しばらくは拡大を続けます。

これを引っ張るのは生成AIです。

いまは、
データセンターなどの
インフラが中心ですが、

今後、
3年で組み込み型デバイスや
ソフトに比重が移り、

その後、
そうしたインフラやデバイスを
利用したゲームや応用アプリに

比重が移ることが
予想されています。

こうした動きに加えて、
日本に関していえば、

政府が半導体工場を
誘致してきた成果が出始め、

2024年に熊本で
TSMCの工場が始動します。

北海道でラピダスも
工場を作っています。

このサイクル、

相場と関係があるのか?というと、
おおアリ、なんです。

では、どう関係あるのか。

まず、この半導体サイクルは、
米国のISM製造業指数と連動します。

ISM製造業指数は、
Nasdaqと連動します。

Nasdaqは、
TOPIXと連動します。

TOPIXは、
日経平均と連動します。

なので、芋づるしきですが、

半導体が売れると
日経平均は上がるんです。

 

奥村尚
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