こんにちは、ケン藤田です。
前回は、守りについてのステップ
その中でも最初に行うべきことをお話しました。
実際にその心構えのおかげで、
資産運用に関しては平常心で取り組めています。
まだ読まれてない方はこちらからご覧ください。
ただ、読者の中には、
「既に投資してる株の含み損が凄いよ!」
なんて思ってる人もいると思います。
実際、私も過去には、
・仮想通貨のウォレットの詐欺にあったり
(当時で3000万円、現在価値で2億円近く…笑)
・不動産で管理会社にお金持ち逃げされたり
・海外不動産投資で塩漬けに近くなったり…
直近1~2年でも仮想通貨の個別銘柄で、
投資時よりも半額以上に暴落することもあります。
それでも心を穏やかに過ごせているのは、
いつもお伝えしているように、
ポートフォリオを組むことで、
一部の資産がコケても他で着実に資産が増える
そう確信を持てていることもありますが、
2つの判断軸を持っているからこそ、
平穏に過ごすことができているので紹介しますね。
①撤退ラインを決めて投資する
・どこまで値崩れしたらやめる
・総資産が○○○円以下になったら売る
・何年間保有しても花が開かなかったら売る
・同業他社で明確に別の銘柄が勝者に君臨したら売る
など、撤退ラインを先に決めています。
この撤退ラインを決めていないと、
仮に期待した投資の成果が出なかった際に、
売ろうかな…
どうしようかな…
でも上がりそうだし…
と悩んで、成果も神頼みになってしまいます。
状況が悪い時に悩んで出てくる発想なんて、
良い発想が生まれてくるはずがありません。
理想は先に決めておきましょう。
逆に価格が伸び続けている銘柄の中でも、
・一定の金額、期間に到達したら売却する
・永続的にポートフォリオの一部として持ち続ける
のように、出口をどうするかは先に決めています。
既に保有している銘柄でも出口をどうするのか?
改めて決めてみましょう。
もう1つの判断軸についてお伝えします。
②ノーポジションだったら今から投資するか?
という判断軸も非常に大事です。
「既に持っているものが下がってる」
からこそ冷静に見れないのですが、
購入価格は一旦忘れて、
「今の状況で新規投資する魅力があるか?」
という判断軸で見ることで少し冷静に見れます。
仮にゼロに近かったとしても、
右往左往する時間や頭のリソースや、
回収にかかる労力を考えて、
投資をしない、
つまり「忘れる」という
出口をとることもあります。
損に対して執着する人が多い中で、
この発想はお金持ちになる上で非常に重要です。
逆にこの視点を持つことで、
暴落している銘柄でも魅力的なものを、
見定める能力も身につけることができます。
実際に私も昨年にこの判断軸から見て、
反社会勢力との関わりで問題になり、
暴落した銘柄に投資して、
1年経たずに1.5倍になりました。
大損状態ではまともな判断ができない。
という話と同様に、
急激な価格上昇時などで、
周りがイケイケどんどんになっていると、
「自分も乗り遅れないようにしなきゃ」
と焦ってしまうこともありますが、
そのような場合でも冷静に判断が
できるようになります。
ぜひ、この2つの判断軸を
取り入れてみてください。
失敗がなく心穏やかに
投資を行えるようになります。
今回の記事も、
あなたの資産形成の
ヒントになれば幸いです。
世界の経済的成功者たちから
教わり身につけた資産構築の常識を
今後も発信しますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。
ーケン藤田
投資・資産運用歴18年以上、海外投資歴12年以上、世の中に存在するほぼ全ての投資商品への投資経験を持つ資産運用・海外投資のプロフェッショナル。
ヨーロッパを中心とした金融先進国での金融専門家や富裕層たちとの交流で学んだ、富裕層だけが知る「お金のとある共通点」をベースに独自の投資法を構築。
資産運用アドバイザーとして、これまで述べ1000名以上への資産運用アドバイスを行い(累計アドバイス額120億円以上)、そのうち95%以上の方の資産増大を実現。
現在は、年商5〜25億円規模の複数企業のCFO(最高財務責任者)として活動するかたわら、自身も5億円規模の資産を年利10〜15%以上のリターンで運用する現役投資家としての顔も持つ。
日経新聞出版社より2冊のマネー系書籍の監修実績がある(累計発行部数5万冊)。
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