2024年の相場振り返り

2024.12.18
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

今年も、
残すところ半月を切りました。

Y2024に入ってからの、
世界の主要株価を見ておきましょう。

日欧米の主要株価指数を、
1月4日=100として指数化したものです。

日本はNk225,米国はNyダウとNasdaq総合、
欧州はドイツDAXを代表として
プロットしています。

一番調子がよいのは、
Nasdaqです

米国経済をけん引しているのは
ITなので、そのITが中心になっている
Nasdaqは株価が好調です。

(ちなみにNYdowは、
30銘柄で構成されますが、

NYSE銘柄だけではなく、
Nasdaq銘柄も数多く入っています),

そのほかの、NYdow,DAX,NK225は、
年末の今の時期の値としては、
すべて同じような位置にいます。

ただ、今年の推移としてみてみると、
それぞれまったく異なる推移を
してきました。

年末でゆっくり過ごせる時間も
あることでしょうから、

ぜひ皆さんも、
1年の相場の振り返りを
してみてください。

ここでは、相場の推移を細かくみるのはやめて、
おおざっぱな動きと
来年の見通しをまとめておくことにします。

NK225は、年初から春にかけて
一気に20%を超えましたが、その後低迷し、
夏には一時25%を超えて推移したものの、

その後大きく下落し、
実に年初来マイナスになります。

その後持ち直し、今に至っていますが
マイナス圏まで推移したのは
NK225だけです。

実際、2024年の経済成長は、
OECDの世界経済見通し(12月版)では、
2024年はマイナス0.3%となっています。

ただ、経済は好調ですし、
来年も景気は継続し、
企業の投資も継続し、

企業利益の増加も
見込める状況です。

欧州をみてみると、
昨年から停滞が続いていましたが、
2024年に入り回復してきており、

僅かながらも
プラス成長を果たしました。

当初懸念されていた
景気後退を回避したわけです.

OECDの発表では、
欧州の景気は継続
金利の低下も継続する見通しで、

物価の安定と相まって、
低成長ながらも引き続き
成長は継続する見込みになっています。

経済が低成長でも、株価が好調なのは、
株価が今年の成長を反映したものではなく、

来年の成長を想定して
先取りして上昇したものとみています。

米国は、2024年も景気が好調で、
今年はインフレも抑制に成功しました。

この勢いは来年も継続するのは確実です。
加えて、新政権による減税なども
期待できます。

少なくとも、日欧米に関しては、
2025年も引き続き、
良い年になる感じですね。

 

奥村尚

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