投資業界の罠を暴露しておきます

2017.8.22
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From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

おはようございます。Mr.Kです。
 
日経平均、下落していますね!
 
この下落ですが、地政学リスクとかなんちゃらリスクとか、
 
いくらでも後付で「◯◯だから下落した」と言うのは簡単。
 
でも、この暴落は、技術が本当にあるトレーダーは皆、
暴落する前から予想できていたんです。
 
私の友人の億トレーダーも、暴落する前からかなり空売りを入れていました。
 
私のコミュニティでも然りです。
 
「どう見ても、暴落する形をしていた」
 
なぜなんでしょうね、3.11のときもそうでした。
 
チャートが織り込んでいるのか、チャートを世界が反映しているのか・・・
 
なんだか怪しい論調に踏み込みそうなのでやめておきますが、
 
なんにしろ、チャートだけ見ても今回の暴落は予想できていてほしいです。
 
さて、今日は、投資業界の罠について書いてみようと思います。
 
特に最近は、暗号通過なども加わって、様々な投資案件・投資情報が氾濫しています。
 
まさに玉石混交で、騙されてしまう人も多いと思うので、
  
だまされないために、何をどう考えればいいのかということを私なりにお話していきます。
 
・・・
 
投資情報で昔から多いのは、高額なインジケータシステムです。
 
バックテストといって、過去のチャートデータで検証して年利◯◯%出ました!
 
みたいなやつですね。
 
最近は「AI(人工知能)搭載!」みたいなキャッチフレーズのものが横行しています。
 
まず、こういったもので本当に稼げている人は見たことがありません。
 
私も投資システムの開発をやったことがあるのでわかるのですが、
 
本物の人工知能でもない限り、長期間に渡って高利益率を出すシステムをつくることはできません。
 
これは、論理的にも説明できますが、作ってみればわかります。
 
年利10%を超えようと思うと、どうしてもある一定期間の値動きの癖に合わせなければならなくなります。
 
わかりやすく言えば、2016年に年利プラス100%出すシステムはつくれますが、

そのシステムは、2015年とか2017年の相場では大負けしたりするということです。
 
75日移動平均線が機能するとか60日移動平均線が機能するとか思っているのと、本質は同じです。
 
どの期間の移動平均線を表示しても、機能して見える箇所が必ずあります。(やってみてください)
 
ということは、機能すると思っていること自体が気のせいであって、
 
「今は機能している」「今は機能していない」という判断を

人間が見極めながら使わなければいけないということです。
 
ある期間、機能するロジックをつくると、別の期間ではまったく機能しなくなります。
 
このイタチごっこになるんです。
 
これがどんな形で世の中に現われるかというと、
 
・◯月◯日~◯月◯日の実績が△△%!!というシステムを買ったのに全然勝てない
 
・月利30%で回るという投資案件に投資したら、最初は良かったが1年経たずに倒産
 
というような感じです。
 
ちなみに、「AIシステム」というのは殆どが名前だけだと思った方がいいです。
 
なぜかというと、AIというのは定義がないので、何でもAIと言えてしまうんですね。
 
しかし、本当の意味のAI、つまりディープラーニングを使ったものはおそらくまだ存在しないと思います。
 
まあ、あったとして、本当に勝つシステムができたら、

怪しいサイトで誰もが買える状況で売ったりするはずがありませんね、証券会社に使ってもらったほうが遥かに稼げます。
 
投資案件の場合は、仕掛ける側に悪意がない場合もあるかもしれません。
 
本当に直近半年でのパフォーマンスが良いからという理由で投資案件を作っている人もいるかもしれません。
 
でも、ディープラーニングでもない以上、勝ち続けるシステムをつくることは

論理的に不可能ですので、そう遠くないうちに破綻してしまうのです。
 
勝っている人でも、自分がなぜ勝てているのか説明できない業界だということを覚えておきましょう。
 
 
次に、暗号通過トレードについてです。
 
これは、暗号通過だと思うからわけがわからなくなりますが、

普通にIPOとか公開したての銘柄だと思ってトレードをすればいいと思います。
 
需給バランスで価格が決まる点では、株やFXと同じですからチャートや情報を見てトレードすることができます。
 
暗号通過自体は、広がっていくことはほぼ確実だと私は思っていて、

リクルートやビックカメラでもビットコインが正式に使えるようになったりしていますから、

中長期で見れば価格は上がっていくと考えるのが妥当でしょう。
 
ここで、「投資」と「トレード」の違いを理解しておくことが大切です。
 
同じだと捉えてもいいのですが、私は分けて考えています。
 
投資というのは、あくまで価値の変動を狙うものです。
 
企業価値が上がっていくと思えば買えばいいし、価値が下がっていくと思えば売ればいい。
 
中長期で見れば、価値の上下と株価の上下は一致します。
 
一方で、トレードというのは、価値が一定の状態での需給バランスによる株価上下動を狙うものです。
 
例えば、大型銘柄で価値が安定している銘柄も、株価は毎日変動していますね。
 
ということは、企業の業績や業界情勢に関わらず価格が変動するということです。
 
あくまで私の意見ですが、
 
投資にはファンダメンタルズ分析が、トレードにはテクニカル分析が向いています。
 
で、市場規模の比較的大きな暗号通過トレードは、ファンダメンタルズ分析要素が強いですよね。
 
本来の価値自体がどんどん上昇していくわけですから、

目先の受給の上下はあまり気にしなくてもいいという性質のものが多いと思います。
 
投資をやる場合には、保有期間が長いほうが有利だし勝率も上がります。
 
トレードをやる場合は、保有期間が短いほうが勝率が上がります。
 
あなたの投資スタイルが、投資型かトレード型かというのを一度考えてみることは重要です。
 
 
まとめますと、
 
システムやAIインジケータでは勝てないことを知ってください
 
投資案件は、利率が高いものは長期間続かないので注意したほうがいいです
 
暗号通過トレードは、IPO株のトレードに近いのでやってみてもいいと思います
 
ということです。
 
ご参考までに。
 
色んな新しい情報というのは次々に出てきますが、
 
投資、トレードの本質というのはずっと変わりませんから、
 
損小利大エントリー、資金管理、分散投資、などの基本をしっかりと押さえて

着実に資産を増やしていきましょう。
 
 
GOOD TRADE!!
 
 
Mr.K

<編集部より>

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その真横でトレードの稼ぎ方を知っている人が
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One thought on “投資業界の罠を暴露しておきます

  1. ありがとうございました!!!!!!参考になりました。
    AIのこと、仮想通貨のことなど、飲み込みにくい・不安なものをまとめてくださって。
    いつも真摯に向かい合ってくださって。

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