From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
おはようございます。Mr.Kです。
2018年になってから約1ヶ月で
・日経平均株価の急落
・ドル円の急激な円高
・ビットコインの暴落
当然、他にも色々ありますが、
ナイアガラの滝のようなチャートが
デジャブになっている人も多いでしょう。
こういうことが起きると、
「○○が暴落したのですが、
どういう戦略で行けばいいですか?」
という質問が大量に来ます。
あまりに多いので、
おそらく、ブログをご覧の皆さんも
知りたいことなのではないでしょうか。
結論から言いますと、、、
=======
その考え方自体が、
完全に見当違いです。
「何を言っているんですか?!」
と叫びたいくらいです。
「暴落したのですが、どうすればいいか?」
という問いかけは、
完全におかしな質問だということに
まずは気づいてください。
いいですか。
例のごとく、
企業経営に例えて説明しますね。
あなたが会社の経営者だとして、
あなたの会社で売っている商品の受注が
急減したら、あなたはどう考えますか?
受注が急減したから、
もうこの商品からは撤退だ!
とか、
受注が急減したから、
これから逆に受注が急増するぞ!
とか、
そんな判断をしますか?
そんなことを言っている人がいたら、
意味不明じゃないですか、、、?
会社の社長として、
ある商品の取扱いを今後も継続するかどうか、
というのは何をもとに判断しますか?
・・・
そう、【今後の需要の見通し】ですよね。
今月、受注が半減しても、
今後、需要が伸びる見込みがあるなら
別に慌てることはない。
いったん、在庫が溜まってしまうので
生産ラインや仕入れを緩めたり、
人件費を抑えるために従業員のシフトを組み直したり、
そういう短期の対策を講じながら、
大枠としてはこれまでどおりでしょう。
逆に、今後の需要が冷え込む見込みなら
今月受注が半減したことですし、
撤退準備を進めつつ、
残りの在庫をどうはけさせるかを考えますね。
普通の考え方だと思います。
トレードだって同じですよ。
原理に立ち返って考えてください。
トレードというのは、投資のひとつです。
ビジネスだって、
投資のひとつだと考えられるでしょう。
基本的な考え方は、同じはずですし、
流用して考えられる共通点は
実際たくさんあります。
急落したから、というのは
何の理由にもなりません。
別の角度から言えば、
過去を基準に投資戦略を組むことはできません。
投資戦略は、未来を基準にすべきものです。
急落した(過去)から?
だから何ですか?
これから上がる(未来)なら
買えばいいし、
これからさらに下がる(未来)なら
売ればよい。
なぜか、急騰したときには○○すればいいとか
急落したときには○○すればいい、
みたいな方法論があるかのように捉えられますが、
トレード戦略はいつもシンプルです。
未来の予測、ただそれだけです。
投資対象の、未来の可能性や成長性を
現在や過去に因われずに見抜けるか?
これが、いや、これだけが
投資の、そしてトレードの本質です。
そのことを今一度、
よくよく思い出し、深く考えてみてください。
先週は、日経平均もドル円も急落しました。
今後、どうなると思いますか?
買うか売るかの戦略選択は、
今後、上がると思うのか、さらに下がると
考えるのか、で決まります。
そのうえで、
ボラティリティ(上下価格変動幅)が
大きくなっているので、
保有する株式総量を小さくし、
ロスカットポイントを広めにします。
急落したときは安値買いをすればいいとか、
いったん戻してからの2回目の下落を
空売りで取りに行けばいいとか、
そういう話というのは、未来の株価の予測によって
変わってくるわけです。
急落したときに画一的にいつも適用できる
そんな都合のいい戦略など存在しないし、
存在するかのように言っている人は
本質がわかっていません。
トレードの基本戦略は、
大きなトレンドを予測し、
確率の高い方にかけること。
予測が当たる技術を習得し、
予測が当たったときに利益確定ができ、
予測が外れたら損切りできる
注文技術を習得すること。
それに尽きます。
大衆のごとく
短期の動きに翻弄されないように。
GOOD TRADE!!
Mr.K
PS.
現在や過去に因われずに
未来の可能性を見抜くには、
投資対象の可能性を
判断するための土台が必要です。
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手法もちろんお伝えしますが、
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
余裕がある資金でやっているのならば何もオタオタしなくてもよい。生活資金まで投入しているバカが慌てているだけ。
株価が上がったり下がったりは当たり前の事。