早売りを防ぐ処方箋

2021.10.29
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From:MAX(マックス)
自宅のトレーディングルームより、、、

おはようございます、
MAXです。

10月の日経平均は
上下に大きく動きました。

こうした値動きの中で
含み益の減少に耐えきれず
すぐに売ってしまったりですとか、

悪いニュースを見て
保有株が下がらないか怖くなり
すぐに売ってしまった方も
いるかもしれません。

今月のような相場に限らず
市況が不安定だと
自分が持っている銘柄が
買った直後もそうですし、

結構利益が乗った時なんかも
意外と含み益にプレッシャーを感じ、

ちょっとしたニュースなどで
すぐに売ってしまい、

売ってしまった後に
上昇していって後悔した
経験をされた方も少なくない
かと思います。

今回はすぐに売ってしまう
原因をお伝えし、

今日からできる
改善方法をお話ししていきます。

全然話は関係ないように
聞こえるかもしれませんが、

この前集中力や決断力に関する
さまざまな本を読みました。

総じて大事なことを述べると
今やっていること以外に
余計なことをしない

ことが大事になってくる
というものでした。

何か一つの作業をしているときに
電話がかかってくることや、

あとは資料を作っている最中に
別のチャットメッセージを
対応したりなど

ながら作業」をしていると
結局仕事も進まないし、
集中力も研ぎ覚まされません。

さらに重要なこととして、
色々手を出していくと
決断力に関する容量が減ってきます。

ワーキングメモリー
言われるものです。

1日の中で朝が一番
容量がありますが、

色々な決断をしていくうちに
ワーキングメモリーが減って
いってしまいます。

例えばその日のランチについて
決断をする時や、

今日着ていく服は何にするか、
パソコンの作業でも常に
ワーキングメモリーは
消費されていきます。

なのでなるべく
余計な労力を使わずに
自分のやるべきことに集中する
ことが大事になってきます。

少し遠回りに
なってしまいましたが、

私が言いたかったこととして、
投資の判断をする際も
色々な情報を見過ぎてはいけない
ということです。

もちろん投資をするための
根拠や情報収集は
する必要はあります。

しかしアメリカ国債
がデフォルトするかも、
ですとか

相場が悪くなるかも、

コロナワクチンに対する懸念
から医薬品・製造業界に
打撃があるかもしれない。

などニュースや材料が
日々たくさん出てきます。

こうしたものは
しばしば一時のブラフ
なることも多く、

そういう情報に
振り回されてしまうと
結局早く売ってしまい
利益を伸ばすことが
できなくなります

感情で売ってしまい
後悔することにも繋がります。

ですから情報収集は
当然大事ですが、

余計な情報をいれないことも
同じくらい、もしくはそれ以上に
大事になってきます。

適切な情報に絞ることで冷静に
売買できるようになってきます。

では逆に余計ではない情報
とは何か。

それは、例えば業績の数字
あなたがエントリーした際の
チャートの根拠や状況
変わってくるような場合は、
当然撤退を考える必要があります。

業績面チャート
この二つに関しては
少なくとも抑えておく必要が
あります。

しかしその他の情報については
あまり頭に入れ過ぎないで
おきましょう。

デイトレをしている方でも
今日の日中見なければよかった
なんてこともありますよね。

ですから自分の判断軸と
なるような情報は絞っておいて、
あとは何もしない。

何もしなかったことで
決断力をキープしたまま
過ごすことができますし、

日常生活でも疲れずに
過ごすことができます。

ぜひ試してみてください。

想像や恐怖で売ってしまうのは
すごくもったいないですし、

あくまで客観的な根拠が
変わっているかどうかをもとに
売買判断をしていってもらえたら
と思います。

本日はここまでです。

ありがとうございました。

MAX

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