「仕手株になりやすい銘柄」の特徴

2021.9.17
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From:MAX(マックス)
自宅のトレーディングルームより、、、

おはようございます、
MAXです。

どんな相場でも必ず存在し、
「ハイリスク・ハイリターン」の代名詞である仕手株。
 
上手く乗れば大儲け、間違えると大やけどを負ってしまう代物で、
株初心者にはまずお勧めできませんが、それでも上手くトレードして利益を出している人も多数存在します。
 
確かに仕手株は危険とはいえども、初動の安いうちに買えていれば大きく利益を狙うことができますし、
高値掴みするよりもずっとリスク低くトレードができるでしょう。
  
問題は、これから吹き上がりそうな仕手株をどうやって見つけるか?

まとめました。

仕手株を動かす大口投資家のことを「仕手筋」といいますが、
そんな彼らがどんな銘柄に目を付けて、仕手株と化してしまうのか?その特徴を解説します。

1.普段はほとんど株価が動かず、会社としてもパッとしない
 
仕手筋の人たちは儲けるために大量に株数を買わなければいけませんが、
すでに参加者が数多くいる人気銘柄だと買いたい価格で必要数を買えません。
 
そこで、悪い言い方かもですが普段は投資家に見向きもされない
会社の株がターゲットにされることが多いです。
  
・業績が赤字続き
・事業内容の価値が不明
・投資資する人が少ない(出来高・売買代金)

普通だったらそんな銘柄に投資するのは怖いはずですが、仕手筋の立場からすればこれほど集めやすい=大量買いしやすい銘柄はないのです。
 
また、株を買う際は価格を上げないように、安く買う事が何より重要ですので、注目度の低さがここでもプラスに作用します。
 
買い集めが完了してはじめて、意図的な株価を噴き上げが始まるのです。
 
 
2.低位株である
 
低位株とは株価が低く、発行株数=市場に出回る株数も少ない銘柄のことをいいます。
 
少し考えれば分かりますが、ソフトバンクやアップルといった、いわゆる超大型優良株が仕手化することはまずありません。
 
理由は、発行株数が圧倒的に多いため、買い占めることができないからです。株価も高く、大量に買うには資金が必要にもなってきます。
 
しかし、発行株数が少なく、株価も安い低位株であれば、仕手筋は易々と主導権を握ることができます。
 
株を安く大量に買い占められれば、株価操作をして大きく利益を出しやすいということです。そのために最適な低位株が狙われます。
 
経験則から、個人的に思う低位株の条件は
 
 株価:500円未満
 
 発行株式数:3,000万株未満
 
 市場:マザーズ、ジャスダック
 
 時価総額:100億円未満

 
です。
 
 
3.浮動株数が少ない
 
「買い占め」という観点から言うと、浮動株数にも注目した方がいいです。
 
浮動株とは、大株主などが安定的に保有する株式ではなく、市場で流通し売買されている株式のことを言います。
 
企業によって、葉創業者一族が総発行株の大半を保有し、取引先銀行の保有分まで合計すると、ほとんど株が流通していないということがあります。
 
この場合は、浮動株にはカウントしません。市場に出回っていて、個人が買える株がどれだけあるか?という考え方で良いと思います。
 
※個人投資家による長期保有株も市場に出回ることは少ないのですが、こちらは浮動株にカウントするそうです。
 
 
そして、上場株式数に対する浮動株の割合を「浮動株比率」といい、浮動株比率が小さいと売買が一方向に流れやすかったり、
 
少量の取引で株価が大きく動いたりします。操作しやすいという事ですね。
 
一般的には、浮動株比率30%以下の銘柄が仕手化しやすいと言われています。
 
 
仕手株については
 
「仕手株は危ない」
「仕手株に手を出してはいけない」
「初心者には難しい」
 

といわれますが、その原因となっているボラティリティの大きさは、大きく利益を伸ばせるというメリットがあります。
 
なので、私個人としては「主力銘柄にはしないけどポートフォリオの一部ならOK」という考え方でいます。
 
トレードする際には長期保有ではなく短期間勝負と心がけてください。
 
 
MAX

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