日経平均とNYダウの関係を解説

2018.11.14
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From:奥村尚
マイアミビーチのホテルより、、、

おはようございます。

米国のシリコンバレー、
ニューヨーク、ワシントンDCと回って、
マイアミにやってきました。

温暖な地域で、キューバからの移民が多く、
英語よりもスペイン語をよく聞きます。

ここから船に乗って、カリブ海、
パナマへと移動に入りますが、

船上ではネット環境が
衛星通信に限られるので遅いようです。

ケイマン島などちょこちょこ
陸や島に立ち寄るので、
その時は来週のブログを投稿できるかなぁ、、と思います。

さて、10月末のブログの冒頭にて、
10月の株式相場は劣悪でした、
と書きました。

「最悪」と書きたかったのですが
「劣悪」と書いたのは、わけがあります。

『今が最悪の状態、と言える間は、
まだ最悪の状態ではない』 ウイリアム・シェイクスピア

という名言があるためです。

どん底の下にも、まだ下があり、
その状態においてさえ、
さらにまだ下がある、

ということです。

相場を1年単位で見てみると、
2011年3.11がそうでした。

3.11につけた下値8,227円のあと、
まだ「下」が年末にやってきました。

円高が進み、11月に日経平均は
8,125円になったのです。

2011年の日経平均の水準を
確認する意味も含めて、みてみましょう。

1107

他にもこのような年は沢山ありますが、
今年はどうなるでしょうか?

今年の推移を、NYダウと比較して
指数化してみてみます。

年初を100としました(11月13日引けまで)

1107

ボーッと眺めると、
日経平均も、NYダウの同じ時期に、
同じように上下しているし、

形も同じなので、
同じ動きかなぁと思えます。

では、今度はよーく見てください。

このような傾向があるはずです。

(1)米国が落ちるときに、
日本も落ちるが、日本が米国より落ちる

(2)米国が上がるときに、
日本も上がるが、米国が日本より上がる

(3)(1)(2)の例外の時期があり、
時々日本が一気に過去の下げを取り戻すように
上げる時がある(今年だと4月、9月が該当)

(3)のパターンは、(1)がしばらく継続したあと、
必ず起きていますね。

しばらく、というのは、おおむね2ヶ月程度です。

現時点では10月以降、
ずっと(1)のパターンの最中にいます。

11月も(1)が続いています。

とすると(3)のような過去を取り戻す上げが、
12月に起きてもおかしくはない、
とも読み取れますね。

さて、昨日の下げは、NY発のものでしたが、
東証は後場の後半に入り、
かなり挽回して上げてきました。

米国は理由があって下げた、
日本が米国に付き合って
同じだけ下げるのはおかしいだろう、

と理屈で考え、きちんと行動することが、
市場としても自我が確立できる動きです。

この状況を見る限り、
今後の相場には期待が持てる、
そう思いました。

では、次週お会いしましょう。

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日経平均とNYダウの関係を解説へのコメント

  1. ふーん。そんな分析方法もあるんだなーと思いました。少し勇気づけられます。

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