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From：中野英
都内の自宅より、、、
今年の8月は、株式市場も《夏休み》とはいかなかったようです。
確かに、金融政策の分岐点を迎えていたり、
経済情勢の変調が見え隠れし始めたりで、
リスクが充満してしまったのは確かですね。
実は、そうでなくとも8月は、
結構《質の悪い相場》になることが多い月です。
ディーラー時代の先輩の言葉を借りれば・・・
※ 成績の悪い（下手な）プレイヤーばかり残るから、汚い動きになるんだよ
・・・確かに、おかしな動きをすることが多かった気がします（笑）
例を挙げれば・・・
※ お盆休みの最中に、『超薄商い』の中で
《日経225先物》を買い上げていく
つまり、参加者が極めて少ない『超薄商い』ということは・・・
※ 買い上がっても、売りをぶつけてくるプレイヤーがいない
・・・そうして、日経平均を《500円》ほど吊り上げて、お盆明けを迎えました。
狙いが分かりますか？
そう・・・
※ 夏休みが明けて戻ってきた参加者が、
その水準で『買いで入る』ことを期待した訳です。
・・・もし《買い》で入ってくれれば、その水準の近くで買い集めたものを売れるわけですから、
下値で買った分の差額が『利益になる』。
そんな《小細工》を仕掛けたわけですね（笑）
さて、結果は・・・
もちろん、何の材料もなく『株価水準だけ上がった』ような環境で、
誰も買いを入れるわけもなく(´・ω・`)
そこからまた1週間かけて売って、
ほぼ買い始めた水準まで戻って、
動きがなくなりました（笑）
12月もそうですが、本来《休み》であるはずの時期に
『仕事をしなければならない』参加者というものは・・・
※ 何らかの《事情》を抱えている
・・・『なりふり構わぬ行動』を取ってくる可能性が高いです。
※ 本来《休み》である時期に、大きな動きを見せる
もしかしたら、それは何か・・・
※ 危険な合図
・・・なのかもしれません。
★ 今、この時期にマーケットに残っている参加者は、『何をしでかすか分からない』
そのような時期は、《休み》という選択肢を取ってもいいのかもしれませんね。
自分も最近、頭を使いすぎて、少々疲れ気味((+_+))
今日は短文になりますが、《細やかな休息》としてお許し願えたら、嬉しく思います_(._.)_
中野英
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