相場師のリアル

2015.4.4
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From:中野英
都内の自宅より、、、

先週末から、今週末にかけて
桜が見頃ですね!

気が早い桜は先週末に満開に
今週末もいたるところで満開を
迎えていますね。

自分は今週、色々なところに
お花見に行きました。

特に、宴会というわけではなく
フラフラと桜を見に行っただけですが。

千葉の穴場にも行ってきました。

すっごく桜がきれいで、
3キロくらい桜並木が続くのですが、
地元の人が普通に通勤、通学で歩いているだけ。

もっと、商売できるのに!
とか、思いながら桜を見てきたんですが、

やっぱり、桜は良いものですね!

春が来た!
なんだかウキウキした気分になって
楽しくなってきます。

あなたは、桜を見に行きましたか?
春を楽しんでますか?

そして株を楽しんでいますか?

自分が証券会社のディーラーに
なったばかりの頃は、《土日》より
《月曜日》の方が待ち遠しかったものです。

当然・・・

☆ 勝てば楽しい

☆ 負けても、カッコよく
散ったら誇らしい(笑)

・・・まさに、『仕事が我が人生』
という毎日でした。

しかし、月日が経つにつれて、
このような感覚に変わっていきました。

※どんな相場であろうが、
勝つのが当たり前

《勝つこと》に喜びを感じることはなくなり、
《負ける》と苦痛だけが残る。

そのようになってしまうのは、
心の中でこのように
思い始めるからです・・・

★ 『勝たなければならない』と。

実はこれ、ディーラーが《廃業》へ
向かう、よくある道のりです。

きっかけは、人それぞれです。

※ 結婚・出産・離婚etc.・・・

楽しんでしていたことが、
《お金のため》にすることになったとたん、
苦痛を感じるようになるのかもしれません。

最悪な結果として、
《ジェシー・リバモア》を例に挙げます。

《破産》と《大成功》を何度も繰り返し・・・

結果として、《4度目の破産》から
6年後に自殺をするのですが(´・ω・`)

晩年は《うつ病》を患うと同時に、
ある精神病のために、このように
考えていたという説があります。

★自分を破滅させて、楽になりたい

そう考えると、
4度の破産も納得がいきます。

それでも、相場で生きることを
宿命付けられたリバモアは、
最後の手段として《自殺》を選んだ。

華やかなイメージがある
株式市場ですが・・・

『相場で生きること』は、
決して楽なものではありません。

いや、恐らく
《つらいこと》ばかりです。

それでも戦い、
勝ち続けなければならない。

それが、
『相場で生きる』ということです。

あなたは、
株を楽しんでいますか?

もし、息苦しさを感じているのなら、
少し相場を休んでみてください。

そして今一度、
振り返ってみてください・・・

『自分は、何のために
株をしているのか』と。
 

《世紀の相場師 ジェシー・リバモア》

もし良かったら、読んでみてください。

今後の、あなたのトレード人生の
礎になると思います。

中野英

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相場師のリアルへのコメント

  1. いつも有難うございます。
    今回の記事も考えさせられました。
    道のりと、そこにおける心境の変化は
    万人に起こることです。

    1. なかしーさん、こんにちは!

      こちらこそ、たびたびのコメント、ありがとうございます(^◇^)

      人生を歩んでいると、思ったようにいかないことばかりです。
      それでも前へ進むために、悩み苦しむ。
      その繰り返しですね。
      でも、自分の信念だけは変えたくないと考えています。
      人は、常に人の影響を受けて生きています。
      そこには、利害関係の間に挟まれて、二者択一を迫られることもあるでしょう。
      でもきっと、皆が喜び幸せになれるような、そんな道筋があるはず。
      自分は、そう信じて前を向いて進んでいこうと、心に誓っている次第です。
      だって、それが自分にとっての幸せの形なのですから・・・。

      どんな時でも、自分らしくありましょうね。
      そうして生きていれば、きっとどんな時でも、あなたの周りには良き理解者がいてくれて、あなたを守ってくれるはずです。

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