続・相場の《リスク》とは一体何なのか?

2015.2.17
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From:中野英
都内の自宅より、、、

今日は2月17日。

私ごとながら、
37歳の誕生日を迎えました!!

最近色々慌ただしく、『誕生日だ!』
というような気持ちの盛り上がりを
感じる時間もないのですが(´・ω・`)

誕生日といえば、ケーキですね・・・。

実は、ケーキが苦手。。。

ケーキだけでなく甘いものが
全般的に苦手です。

だから、誕生日でもケーキは
いらないんです(笑)

では、大好物といえば、焼き肉!

誕生日だ!とそこまで
盛り上がってはいませんが、
ちょっと豪華な焼き肉には
行きたいなと思っています。

まだ、焼き肉に行く予定は
ないんですけどね。

ただ、たくさんの方から
お祝いの言葉を頂いています。

やはり嬉しいものですね。

37年間生かして頂いたことへの
感謝の気持ちを、周りの人々に
何らかの形で伝えたいなと思っています。

今日からまた一年頑張っていきますので、
皆さんどうぞ宜しくお願いいたします(^◇^)

前回は、特に《新興市場対策》として、
『株主の単価』という観点から
《リスク》について考えてみました。

新興市場銘柄が《一方通行の値動き》
になりやすいのは、個人という『生身の心理』の
影響を強く受けるからです。

株価が何倍にもなるような値動きこそ
『心理の極み』と言えるものですが、
まずは基本的なことから抑えていきましょう。

前回は、《評価損》の投資家の心理を
メインに書きました。

一言でまとめると・・・

※ 『じり安』の銘柄を安易に買うな

・・・ということになります。

今回は、《評価益》の投資家の心理
について考察してみたいと思います。

『評価益の投資家』は《評価損の投資家》
ほどではありませんが、『売りたい』という
意識を持っているものです。

※ 今売れば手に入る
《利益》を、ミスミス失いたくない

そんな心境でしょうか?

ただそれは、《利益の額》にもよりますし、
その《過程》も大きく影響してきます。

当然ですが、評価益の額が大きければ
大きいほど、『売りたい』意志は強くなります。

その意志が生まれる理由は・・・

① 満足感

② 欲(恐怖心)

・・・この2点からだと思われます。

特に、②の影響が
大きいのではないでしょうか?

つまり・・・

※ 上げれば下げるもの

・・・という意識から、上げれば上げるほど
『下げるんじゃないか?』という恐怖心が
強くなり、下げに対してより敏感になります。

《移動平均かい離率》という考え方が
存在するのも、納得がいきます。

ただ、不思議なもので、その評価益に
至る《過程》で、感じ方は大きく変わります。

例えば・・・

1. ある日突然手に入った《2万円》

2. 毎日『50円』ずつ貯金して貯まった《2万円》

どちらの方が心理的な
インパクトが強いかと言えば・・・

1. の《2万円》になります。

株の世界だと、もっとそれが顕著に出ます。

《700円》の株が、2日連続ストップ高で
《1000円》になったとします。

チャートで見たら、誰が見ても
上昇したことが分かります。

そして、心理の中では・・・

《急騰 & 急落》

・・・これが、ワンセットです。

『株価が上がった』という《満足感》と、
『急落するかもしれない』という
《恐怖心》が揃っているのです。

『売りたい』と強く思うのは、
当然の心理というものです。

これとは逆に、一日《2・3円ずつ》、
3か月かけて《1000円》まで上昇したとします。

不思議なもので、
一日《2・3円ずつ》ですと・・・

『儲かっている』

・・・とは、あまり感じないものです。

※ 塵も積もれば山となる

・・・そのような諺がありますが、

逆に言うと・・・

☆ 塵は、積もらなければ山とならない

⇒ 積もらなければ《認識されない》

・・・意外と、少しずつ積み上がっていく
評価益には《意識》が向かわないものです。

そしてある日、何かのきっかけで、
『こんなに上がってたんだ』と気付く。

あまりに積み重ねが小さすぎて、
《欲》が刺激されないとも言えます。

そのような貯金箱も、存在しますね。

そして、少しずつの上昇だったが故に、
《急落》という連想がほとんど働きません。

なので、《上昇が続いた後のある日》に
下げたとしても・・・

『今日は下げたんだ』

・・・と認識する程度。

つまり、その下げをきっかけにして、
『売りが売りを呼ぶ』という
展開にはまずなりません。

上記のことから・・・

※ 急騰した銘柄については、
常に《売り》に対する意識が強く存在する

※ じり高のような値動きをしている
銘柄については、上昇幅ほど《売り》
に対する意識は強くない

そして・・・

☆ 《じり高銘柄》を見付けたら、
迷わず買ってみる

・・・これは、デイトレでも同じことが言えますので
そのような値動きを見付けたら、
ぜひ入ってみてください(^◇^)

もちろん、《株価水準》を意識しての
安易な『空売り』は厳禁です。

恐らく、そのような取引を
繰り返していくと・・・

《利小損大》

・・・になるはずなので(´・ω・`)

次回は、最後の《損益均衡》の
投資家の心理について、
考察してみたいと思います。

楽しみにしていて下さいね!

-中野英

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