初心者でも利益が出せる、デイトレ銘柄の探し方

2014.11.25
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From:中野英
池袋の仕事場より、、、

おはようございます、中野です。
本当に寒い朝です。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は今日からしばらく出張ですが、
本当に体調管理しっかりやらないといけませんね。

くれぐれもお身体ご自愛ください。

前回までは、相場を大きな視点で見てきましたが、
今回は少し的を絞って、《デイトレ》について書きたいと思います。

 
デイトレと言うと・・・

《一日に何回も取引を繰り返す》

・・・というような、特別なトレードスタイルだと
思われがちですが、その実は、投資家によって様々です。

『そんなに、売ったり買ったりを繰り返せない』

・・・という方のために、最もシンプルで
勝率が高い《銘柄の探し方》をお話したいと思います。

ポイントは、第二回のブログで書かせて頂いた《出来高》にあります。
答えが《単純明快》なので、今回は最初に答えを書きます。

最初に書きますが、理解するために、最後まで読んでくださいね(笑)

 

答え : 前日より、明らかに《出来高が増加した》銘柄に、『順張り』で入る
・・・これだけです。

補足を入れていきます。
《出来高が少ない》ということは・・・

買い手の《買いたい》という意思が弱い & 売り手の《売りたい》という意思が弱い
・・・ということを、以前に書きました。

つまり・・・買い手は、『そんなに高い値段では買いたくない』
売り手は、『そんなに安い値段では売りたくない』

両者に歩み寄りがないんですね。
株式用語で言えば、《積極的な売買がない状態》。

前日がそんな動きだったとします。
そして翌朝、10分・15分と、その銘柄の
《3分足の出来高》を見ていたら、前日と比べて明らかに増えている。

言い換えると・・・
《出来高が増える》 ⇒ 《強い意志を持った投資家が参入した》

・・・と言うことが出来ます。

自分が良く使う表現なのですが、出来高が少ないということは・・・
《赤ちゃん同士で綱引きをしているようなもの》

・・・と話しています。

赤ちゃん同士が綱引きをするのですから、そんなに《どちらにも動きません》。
しかし、そこで出来高が急増するということは・・・

《その綱引きのどちらか一方に、『お相撲さん』が加わるようなもの》
・・・どちらに軍配が上がるかは、一目瞭然です。

 出来高が増えて、寄り付きより《陽線》を交えて株価が上がっていくのなら・・・

 『強力な買い方が加わった証』

逆に、《陰線》を交えて株価が下がっていくのなら・・・
『強力な売り方が加わった証』

あとは、そこに順張りで入るだけです。
そのあとは、売買を繰り返すのではなく・・・

『ちょっと放っておく』
・・・くらいで、ちょうどいいかもしれません。

新興市場銘柄なら、買いが入って
《ストップ高》まで上昇する銘柄も、珍しくはありません。

それは、前日いなかった売り手が、その日の上昇を見て・・・

 『慌てて売ってくる』

・・・ということが、ほとんどないからです。

 
昨日まで、全く売る気がなかった投資家が、いきなり《売り叩く》ようなことはしません。
そして、値動きのないところには、《投機家の参入が少ない》ので・・・

その点から見ても、《予期せぬ》売りが出てくるという可能性は、かなり低い。
つまり、その日の上昇は、かなりの高い確率で《崩れない》ということになります。

例外はあります。

前日や寄り付き前にニュースがあった場合は、
そのニュースを材料にした売買が入ることが想像できるので、もし買い材料だった場合・・・

『その買いにぶつけて売ろう』

・・・という投資家が現れます。

値動きは、その売り方・買い方の需給次第なので、
蓋を開けて見ないとわかりません。

そして、その上昇の次の日となっても、
話は全く変わってきます。

まずは、その日の値動きを見て《投機家》が
参入して、その株を保有することになります。

その投機家は・・・

『明日もっと上がるかもしれないから、そのどこかで売ってやろう』

・・・と考えているかもしれません。

他にも、その日の上昇を見て、会議で話し合った上で・・・

 『明日、利食い売りを出そう』

・・・という投資家が、現れるかもしれません。

つまり翌日は、《売り方・買い方》の
勢力分布が、全く変わってしまうかもしれない。

翌日も、もっと上がるかもしれない。
でも、もしかしたら下がるかもしれない。

それは、その日になってみなければ分かりませんし、
少なくとも、動きを読む《力》が必要になってきます。

なので、『デイトレをやってみようかな?』
という方がいましたら、まずはシンプルに、
上記のような取引をしてみるのはいかがでしょう?

 
銘柄の探し方は色々ありますが、
《売買代金上位銘柄》の前日からの日中足チャートを、一つ一つ見てもいいです。

《値上がり率上位銘柄》から探すという手もあります。
ただし、《値上がり率上位》に並んでいるような銘柄は・・・

『利益ののりしろが少ない』 & 『リスクが高い』
・・・可能性があるので、十分にお気を付けください。

いきなり失敗すると、《苦手意識・恐怖心》からの・・・

 『負け癖』

・・・が、ついてしまいます。

自信が付くまでは・・・
《痛くない程度の資金》で
《勝率の高い方法》で

・・・取引をすることをお勧めします。
自信がつけば、結果は自ずと付いてきます。

それだけは、《100%》保証します(笑)
あとこの相場の仕組みは、応用に応用を重ねると・・・

『株価が《2倍・3倍になる》メカニズム』
・・・にも繋がっていきますので、ぜひ理解して頂きたいと思います。

次回は、日中足の《出来高・ローソク足》から
読み取る《値動きのパターン》を、書きたいと思います。

ー中野

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