売買判断が「運か実力か」求める方法

2019.2.20
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

先々週は、自己資金のおける、
トレードサイズの割合を
最適化する数式を紹介しました。

先週は、勝負するべきではないタイミングで、
見極める一つの考え方のアウトプットとして
使える事をお伝えしました。

今週は、運と実力の相違をお伝えします。

勝負(トレード)に勝つには、

「 勝負するときは勝負し、
負けそうなとき(つまり勝つ期待値が低いとき)は、
最初から勝負しない」

のが理想です。

また、勝負しない時は、
最初から勝負しないのが理想ですよね。

しかし、現実には、
勝負を既に行っており(この場合、既に投資を行ってしまった)、
負けが目立ち始めた時に、

ようやく
(やるべきではない勝負をしてしまった事に)
気が付くことが多いはずです。

この時点でなお、
勝負を続けるのは、
まだ勝つ見込みが十分ある場合に限定されますが、

負けている最中に
こうした判断ができるようになるには、
冷静沈着になれることが大前提です。

そうしたことを簡単にすませる良い方法は、
なんらかの計算をもとに、
数字で示された結果“X”をみて、
判断する
ことでしょう。

勝負している最中にせよ、
勝負する前にせよ、

進むか、止めるか、
その判断には「こう思う」という
思いこみだけではいけません。

そうして、

その数字 = 指標“X”と、
実際の判断“Y”
そして結果“Z”

自分の中で整理することです。

<指標“X”は、 (あなたの)判断結果“Y”によって、 “Z”をもたらせた>

これを多数繰り返すと、
経験値が定式化されやすくなります。

“X”は、数字です。

多くの場合、
指標になるものであり、
期待値計算後その結果を出すことを伴うでしょう。

“Y”は、
基本的に“X”で
機械的に判断できる単純なルール
です。

“Z”は、
投資の場合、損得でプラス、
もしくはマイナスの数字になります。

“X”も“Y”も間違えているのに、
“Z”だけはたまたま良かったという結果も
時々起こります。

いわゆる運です。

しかし、何度も繰り返すと、
“X”と“Y”が正しくなければ、

“Z”を良い成績にすることが
できないことがわかってきます。

“X”と“Y”を正しくすること。

これが「実力がある」
ということになりましょう。

では、また来週

奥村尚

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