【教えその19】「死の谷」を乗り越える5つの方法

2019.4.18
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From:大富豪の弟子チーム
福岡・博多のホテルより、、、

こんにちは、大富豪の弟子チームです。

連日、凄すぎる人に会いまくり、
凄すぎる体験を重ねまくっているので、
人間性の器が急拡大していっています。

今日は何かを頑張っているけれど、
なかなか結果が出ずに苦しんでいる人

または、周りにそんな人がいるという人に
特にお届けしたい話です。

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とある研究結果が教えてくれたこと
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年間30社以上の企業へコンサルティングを
行なっている人から聞いた話です。

たくさんの企業があるので、
着実に成果を挙げる会社をたくさん見てきた一方、
なかなか成果を出せない会社も当然あるそうです。

その人も最初の頃は、
「その会社に天才的なプレイヤーがいるかどうか」が
その差を生み出していると考えていたそうなのですが、、、

過去10年、トータルで数百のプロジェクトのデータを取ってみて、
実はまったくそうではないことに気づいたというのです。

1年で成果を出せる会社は何が違うのか?
成果を出せる会社とそうでない会社の違いは、
「打ち手の数」に尽きるというのです。

成果を出せる会社は打ち手の数が多いため、
最初は成果が出なくても、知見とデータが組織内に蓄積していく。

取り組みを続けるうちに、雪だるま式に知見とデータが増えていき、
さまざまな施策の成功確度がぐんぐん上がっていくというのです。

そして1年もすると…外部から「すごい会社ですね」
と言われるようにまでなるそうです。

逆に、打ち手の数が少ない会社は、
知見とデータを溜めることができず、施策の成功確度を上げられない。

成功の確度が低いままでは、結果もなかなか出ないため、
取り組みが途中で頓挫してしまう。

こうした会社は、1年後も
「うちは上手くいってなくて…」
と言い続けることになる。

こうした現象は、ビジネスに限らず、
私たちの身の回りの物事すべてで起こっているはずです。

ではなぜ、打ち手の数によって成果に差が生まれてしまうのか?

その理由は、「学習曲線」によって完璧に説明がつくそうです。

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学習曲線をご存知ですか?
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数百に及ぶプロジェクトを見てきた彼いわく、
根気強くチャレンジを続け、
学習時間が伸びていれば、

最初は打ち手の精度が低くても、
ある瞬間から大きな成果が出る
ようになるそうです。

一方、思ったような成果が出ない「死の谷」の心理的、数値的な
ストレスに耐えられないと、途中でチャレンジすることを断念してしまい、
結局、成果を出せずに終わってしまう。

では、「死の谷」で挫折せず成果を出すためには
一体どうすればいいのか?

ここからは、私が彼から学んだ、
「死の谷」を乗り越える5つの方法をお伝えしたいと思います。

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「死の谷」を乗り越える5つの方法
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※教えの純粋性を担保するために、あえてビジネス目線で
語られている箇所もあります。

ご自身の取り組みに置き換えて考察してみてください。

■乗り越え方1:意思決定者が十分にコミットする

死の谷で挫折してしまう最も多い理由は、
意思決定者のコミットメント不足
にあると彼は言います。

戦略や戦術、個別施策の巧拙の前に、
「意思決定者のコミットメント」があるかどうかによって勝敗は決まります。

目標達成において、必要十分なコミットメントが得られない場合は、
他に優先順位の高い課題があるのかもしれません。

物事にはタイミングがあります。
意思決定者がやる気になるまで待つことも一つでしょう。

■乗り越え方2:その活動に専念する

次々と事業を成功させている、某上場企業経営者さえも

「新規事業は兼務では難しい。集中しないとうまくいかない」

と言っています。

あなたが自身の活動においてゴールを達成する一連のプロセスも、
一つの事業立ち上げと等しい行為
だと言っていいでしょう。

片手間で活動していると、たとえば本来1週間で
終わることでも1ヵ月以上かかるなんてこともザラにあります。

また、「四六時中、そのことについて考えている」状態には程遠いので、
新しいアイデアも出にくく知見の蓄積も遅くなってしまうでしょう。

その活動に専念した場合と比べて、
死の谷の期間が数倍に伸びることは想像に難くありません。

そして、現実的には死の谷の期間が長くなればなるほど、
その活動に対するリソース投下(時間、お金、労力)が打ち切られる
可能性は高い
です。

一つのことに専念し、強力なパワーで
1秒でも早く、死の谷を突破すべきなのです。

■乗り越え方3:外部の専門家から知見を取り入れる

意思決定者のコミットメントがあり、その活動に専念したとしても、
その分野に関する知見がないと、戦略や計画の精度が低くなり、
せっかくのリソースが無駄になってしまいます。

結果を出せない人の特徴は、
何でもかんでも自己流でやろうとする
ことです。

もちろん、自分の頭で考えることは
とても大切ですが、結果が出るまでのフェーズでは
専門家の知見を借りる方が圧倒的に早いです。

自分が取り組んでいる活動において、
すでに結果を出している人を見つけ出し、
教えを乞うてください。

■乗り越え方4:本質の理解度を上げる

取り組みを始めた直後によくある落とし穴として、

「そのジャンルに対する理解が乏しく、
戦略や施策を立てようとしても的外れなものになってしまう」

ということがしばしば起こります。

何事においても本質の理解は重要です。

たとえば、あなたが「筋肉をつけたい」
と思っているのであれば、

「筋肉がつくメカニズム」

についての理解は必須となるわけです。

それなしに、トレーニングしても
得られる結果は目に見えているでしょう。

信頼できる外部パートナーに助言をもらいながら、
「なぜこの取り組みを行うのか」という根本理解に
常に意識を向けるようにしてください。

これらの行為を日常的に実践するだけでも
結果は大きな差となって現れるでしょう。

■乗り越え方5:全ての取り組みで投資対効果を合わせようとしない
(試行錯誤を前提とし、失敗も当たり前にあると捉える)
 
最後に注意したいのが、
「全ての取り組みで投資対効果を合わせようとすること」です。

目標に対して、あなたが行なうことがどれくらいの投資対効果を見込めるのかを
計算することはもちろん大切です。

ただし、知見とデータが少ない状態では、どのような成果になるか、
また、中長期ではどうなるのか、やってみないとわからない部分は多いです。

というよりも、何もわからないと言ってもいいでしょう。

かのマイクロソフト社が行った実験では、

ある1万件の取り組みの結果をデータ化したところ、
3分の1が肯定的な結果につながり、3分の1は無意味で、
残りの3分の1は逆効果だったことが明らかになった。

というデータも実在している。

成功の背後には膨大な試行錯誤があるのです。

私たちはつい「打ち手のほとんどが成果を生む」
という前提で考えてしまいがちだが、
残念ながらまったくそんなことはありません。

マイクロソフト社の優秀なスタッフが取り組んでも、
成功するのは3分の1くらいなわけです。

それならば、単純計算でも、
自分が思う3倍の量の打ち手が必要になるわけです。

しかも、これが前提です。

私が知る中でも「とりあえず、筋の良さそうな施策をいくつか試してみて、
結果を見てみますか〜」くらいのスタンスで取り組んでいる人は、
成果を出している人が多い傾向にあります。

端から見ていると、最終的な成果や成功例しかわからないので、
つい「百発百中の成功法」が存在するように思えてしまいますが、
特に取り組みの初期段階では、知見とデータを溜めるために、
意識的にトライの数を増やすべきなのです。

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あなたが結果を出すために
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今回は、何か物事で結果を出す人、チームは、結果を出せない人と比べて
「打ち手の数が多い」という観点から、打ち手の数を最大化して、
途中で挫折することなく成果を出すための具体案をシェアしました。

乗り越え方1:意思決定者が十分にコミットする
乗り越え方2:その活動に専念する
乗り越え方3:外部の専門家から知見を取り入れる
乗り越え方4:本質の理解度を上げる
乗り越え方5:全ての取り組みで投資対効果を合わせようとしない
(試行錯誤を前提とし、失敗も当たり前にあると捉える)

これらを一つずつ実行するたびに、
あなたが結果を出したい活動で成果を出すのはぐっと簡単になるでしょう。

ぜひ「成果を出せる人」になるために、
ご自身の実行力に磨きをかけていってください。

ー大富豪の弟子チーム

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【教えその19】「死の谷」を乗り越える5つの方法へのコメント

  1. コミットメントの意味がよく分かりませんでした。web検索して調べましたがいろいろと意味があるみたいで。
    意思決定者の深い”関与”という意味で捉えて宜しいでしょうか。

    1. コミットメントの意味がよく分かりませんでした。web検索して調べましたがいろいろと意味があるみたいで。
      意思決定者の深い”関与”という意味で捉えて宜しいでしょうか。

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