From:不動修太郎
東京の自宅にて、、、
最近は、とても暖かくなったかと思うと
寒くなることも多く、体調を崩しやすい日が続いていますね。
株も昨今の天気のように下がったかと思うと
急に盛り返すという展開ですね。
さて、株のみならず、為替が大きく動きましたね。
日本で単に「為替」と報じられるのは、
米ドルと日本円の為替を指します。
新聞、テレビなどマスコミでは、
「安全資産と思われている日本円が買われて円高に動きました。」
と報じられる事が多いですね。
果たして、
本当に円は安全資産なのでしょうか?
今日は円の安全性について
考察していきたいと思います。
円の話をする前に、
株の話をしたいと思います。
企業が倒産しそうになると、
その株価は大きく下がりますね。
実際に倒産となると
その株式会社が持っていた土地などの資産は売却され、
現金化された資産を株主で分け合うことになっています。
とはいえ、
会社が倒産する場合には、借金が大きくなっているので、
倒産に至った株式会社の株主には
殆どお金が戻ってこないことが多いです。
国が発行している通貨の価値は
株式に比べれば動きが小さく、
安定していることは事実です。
ここで、ドル/円の
ここ10年のチャートを見て下さい。
80円を切っていた円高水準から7か月後には
100円を超える水準にまで円安に動いていますね。
仮に100円の商品が有ったとして
それが80円になったら、2割引き、20%安ですね。
では、逆に80円だった商品が100円になったとしますね。
その場合には、元の価格が80円なので、
差額が100引く80で20円となり、
20円÷80円=0.25だから25%の値上げとなります。
ですから、1ドルが80円だった水準から100円の円安に
なったという事は、円の価値が25%下がったことに他なりません。
このように半年ちょっとで25%も価値が下がる
日本円が本当に「安全資産」なのでしょうか?
世界的な金融、経済の不安が高まっているということは、
何かの通貨が大きく売り込まれる恐れが高いということですね。
既にFXを始めた方はご存知でしょうが、
為替はある通貨を売り、同時に別の通貨を買いますね。
例えば、日本で「ユーロを買う」というのは
「ユーロ買い/ 日本円売り」のポジションを持つことですね。
ですから、ある通貨が売り込まれていると、
それとは逆に上がる可能性が高い日本円を組み合わせて、
「下がりそうな通貨売り/ 上がりそうな日本円」の通貨ペアを持つ人が増えるのです。
日本円はドル、ユーロなど
メジャーな通貨と逆の動きをする事が多いです。
その結果として、金融不安、ある通貨が
大きく売り込まれている時には、日本円が買われることが多く
結果として円高となることが多いです。
この傾向は今後も
続くものと思われますので、
注視していってください。
今日も記事を読んでくださって
ありがとうございます。
不動修太郎
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・株式、FX、海外不動産など投資全般に精通
・現役サラリーマン投資家
大学卒業後、メーカーに勤務。1984年頃より国内株式投資を開始。東南アジア赴任中、アジア通貨危機という経済的激動を実体験。アメリカ、中国などへ100回以上の訪問で、語学と国際金融感覚を養い、海外での投資を始める。99年から、香港、ベトナム、ロシア等株式投資、海外預金、FXなどを開始。サラリーマンを続けながら、投資活動を通じ、多数の富裕層、著名人と親交があり、高額セミナー講師、会員制クラブの顧問となる。
また、これまでの投資経験、海外での経験から得た、幅広い知識と信頼感のある人柄が人気を呼び、立場が同じサラリーマンや投資の勉強を始めたいという女性まで幅広く絶大な支持を得る。