これからの時代の必須スキルとは?

2016.3.14
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From:不動修太郎
マレーシアのホテルにて、、、

私がかつてクアラルンプールに住んでいた頃は
マレーシアの人口は1800万人位でした。

その当時、マレーシア国内で就労していて
マレーシア国籍を持たない人は、
200万人と発表されていました。

製造業や土木建築業の赴任者、
現地採用の正社員が多かったです。

私もその中の一人だったわけです。
その当時は欧米人、日本人の割合が多かったです。

最近のマレーシアの製造業では、
海外からの労働者が増えており、
ミャンマー、インドネシア、パキスタンなど
周辺の国から来ている人たちが目立ちます。

このようにマレーシアは昔から、
海外の人たちの労働力を受け入れて来た歴史があるので、
今後もこの傾向は続くでしょう。

さて、前回の記事で需要と供給の関係により、
相場が動いているというお話をしました。

テレビや新聞では、
有名な学者が経済政策や経済理論で
株、為替を説明しようとすることが多いです。

そういう理論で将来の株価、為替の
予想ができるかというと、
残念ながら外れる事が多いですね。

相場は理論で動いているのではなく、
需要と供給のバランス、

そして、
相場に参加している
投資家の心理で動いているのです。

このことは、
相場で勝つためにはとても大切なので、
私の雑誌記事、セミナーの中で何度となく繰り返して
お伝えしています。

さて、実際に平均株価を見ていきましょうか?

図1_日経平均

上の図はおなじみの日経225種の平均株価です。

昨年までは、株式評論家、証券会社のアナリストの
先生方の中には、株価が3万円、あるいはバブル期の
最高値を抜いて4万円台になると言っていた人もいました。

バブル期の前までは、日本の株の大部分は、
日本の個人と持合いという形で日本の企業が持っていました。

ですから、日本の経済規模が
大きくなるにつれて、平均株価は上がってきたのです。

今では、日経225種の売買高の7割は、
海外からの投資マネーです。

そういう国際的な投資を行うヘッジファンド、
投資銀行は、ある時にはアメリカの株、
またある時には新興国と目まぐるしく投資先を変えます。

ですから、投資資金の逃げ足が速いということであり、
そういう資金がずっと日本株に拘って買い続ける可能性は低いです。

図2_S&P

こちらは1950年以降のアメリカの平均株価、S&Pです。
アメリカでお金に余裕のある人は株を買うことが多いです。

これまでは資金を多くの銘柄に分散させて、
株を持ち続けるとほぼ確実に儲かりました。

富裕層はアメリカの株を買って資産を増やす事が出来るのですね。
ですから、アメリカでは貧富の差が広がるのでしょう。

さて、日本の株に話を戻しましょう。

日本では、株式上場、株式分割が相次いでいて、
株式そのものが増えています。

ですので、株式そのものの供給が増えています。

これに対して海外からの資金はそれほど増えていません。
ですからバブル期ほどには株価は上がらないでしょう。

だからと言って悲観する必要はありません。

これからの日本では、現物株だけではなく、
株のカラ売りとFXに手を広げれば、
安定した資産を作ることが出来ます。

ぜひこれからの時代は、
空売りとFXのスキルを身に付けることを
オススメします。

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これからの時代の必須スキルとは?へのコメント

  1. 1.相場は理論で動いているのではなく、 需要と供給のバランス、そして、 相場に参加している投資家の心理で動いているのです。
    2.日本では、株式上場、株式分割が相次いでいて、 株式そのものが増えています。ですので、株式そのものの供給が増えています。
    これに対して海外からの資金はそれほど増えていません。ですからバブル期ほどには株価は上がらないでしょう。
    3.株のカラ売りとFXに手を広げれば、 安定した資産を作ることが出来ます。

    1は感じており、2も今回分かりましたので、現状把握はできました。さて、3ですが、空売りは体験済で痛切に必要性を感じています。あとはFXです。FXの仕組みの初歩をまた解説していただけたら嬉しいです。通り一遍の説明なら本やネット検索で読めるでしょうが、できれば、今の相場(株でもFXでも何でも結構です、FXを知らないので・・・)がこうで、そこでFXをこう活用すると利が出る、という内容でいかがでしょうか。

  2. Kさん、コメント有難うございます。
    為替が円安方向に動くと日経平均株価が上がることが多いという
    ような連動性があります。最近ですと原油価格と平均株価の関連性が
    注目されています。次の記事で解説させて頂きますので、宜しく御願いします。

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