From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、
おはようございます、MAXです。
先週、興味深いニュースがありましたので
それについてお伝えしたいと思います
本当は、私が言わなくても
日本のメディアがもう少し
報道すべきことだと思います。
相変わらず芸能人のゴシップとか
痛たましい事故など、センセーショナルな
報道に偏りがちな印象ですが、
このニュースは個人的にはすごく重要だと思っているので
共有させてもらえればと思います。
何かと言いますと、
FRB、アメリカの連邦準備制度理事会が先週
コロナショック以後行ってきた
ゼロ金利政策などの金融緩和を
少なくとも2023年までは継続します、
というニュースを出しました。
FRB ゼロ金利政策
少なくとも3年先の2023年末まで継続の見通し
2020年9月17日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200917/k10012622191000.html
これはすごく大きなニュースですよね、
過剰流動性と言われるように、
昨今の3月に株価が暴落してから
これまで株価が大きく戻ってきたのは、
少なからず、暴落によって経済が悪化して株価が下がったところを、
大量のマネーを流しこみ、
市場の流動性を大きく高めて株価を上げていった、
というところが大きかったと思います。
それを、あと3年続けるというわけです。
なので普通に考えれば
良い相場が続きやすいということです。
株価が公的なマネーが入ること
それを下支えしていく
それを根拠として
底堅く推移していくっていう
展開が想定されると思います。
ただ一方で、これまでも何度も
大規模な金融緩和は行われてきました。
それこそ2008年のリーマンショック時から
不況を早く脱しようと、
当時としてはあり得ない規模の金融緩和を行って
それによってまた株価が回復し
そのバブルがコロナショックで弾けそうになったところで
さらに強力な金融緩和を実施するという状況なので、、、
異常な状況と言えば否定できないのですが、
やはり同じことが今後も起こるのではないかと思います。
とは言っても、
途中大きく下落をする場面もあると思いますし、
米国ハイテク株を中心に調整していますので、
油断できない状況が続いていますけれども、
「2023年までは」
トータル的に良い状況が続いていくと思っています。
ただし、「2023年まで続く」
などと区切って考えないほうが良いです。
再びバブルが起きるとして、
その頂点は2023年よりもう少し早い可能性もある
とみたほうがいいと思います。
具体的には2022年です。
何故かというと、市場は材料が出るゴール地点、
時期にぴったりに株価が上がるというよりは
材料が出る前に先に株価が上がって、
早く織り込んでしまうからです。
その材料が出る頃には大きく株価を下げている
ということが結構あります。
個別銘柄では決算の折り込みですとか
最近だと電子政府関連としてITBookなども、
実態として形になる前に
早く織り込んで上げています。
今年で言えば、
東京オリンピックの開催が予定されていて、
2020年までは日本経済が良い、
オリンピック年はバブルだと言われていましたが、
去年あたりから怪しかったですよね。
2019年時点から流動性がなくなって、
売買高が上がらず
株価があまり動かなかったりしました。
なので、材料が出る手前に
ピークが来るということです。
2023年まで金融緩和が続くいう話だが、
来年、もしくは再来年に
それを織り込んで株価は推移する可能性がある。
途中大きな調整があるかもしれませんが、
大局観を持って取り組んでいただけると
大相場を掴むチャンスもやってきますので、
参考にしていただけたらと思います。
本日の記事は以上です。
ありがとうございました
MAX
・ジャパンインベストスクール講師
時価総額の小さい小型急騰株のトレードを得意とし、資金の流れを読む卓越したスキルを持つ。1トレード1億円、年利6,000%といった錚々たる相場師たちに師事し、彼らから急騰株トレードの薫陶を受けてきた。「小資金から倍々ゲームで稼いでいくのがカッコいい」をモットーとし、4000名以上の受講生を指導してきた。