コロナでも底堅い不動産市場の理由

2020.9.29
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From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、

こんにちは、パリティです。

今日は不動産についてお話しします。

10月から、東京もGoToトラベルに
追加されることとなりました。

少しづつ経済の再稼働に向けて
動き出した雰囲気。

とはいえ、まだ積極的な外出を
控えている人も多いと思います。

コロナ前の環境に戻るまでに、
まだまだ時間がかかりそうですね。

電車に乗る通勤者の数も、
以前と比べて2~3割ぐらい
少ない印象ですし、

都心部の昼間の人口はかなり
減少したままの印象です。

そんな中、私が非常に
疑問に思っているのが、、、

都心部の不動産価格は、
全然下落していないことです。

株式や為替などの市場よりも
不動産市場の動きは遅い
と知られていますが、

すでにコロナ発生から、9ヶ月が経過。

全く下落する様子がありません。

テレビでは、

「都心を脱出して北海道からリモートワーク」

というテーマで番組が放送されています。

が、まだまだ動きとしては
マイナーであることや、

「都心の便利さを手放せない」

層が圧倒的多数ということでしょうか。

特に、東京の不動産市場については、
数年前から地価が高止まりしている中で、

大手デベロッパーが新規販売する
マンションの供給数を減らすことで、
需給をコントロールし、価格の値崩れを
防いできた経緯があるようですね。

とはいえ、70平米で1億円するような
都心部の物件を買える層が、
いったいどれだけいるのか疑問でした。

ですが、豊洲、武蔵小杉、芝浦
などでマンションを買った人たちは
ここ10年間に数千万円単位の
売却益があるのでそれを頭金にしたり、

最近流行りの『パワーカップル』などが
参入してきたり、親から相続した資産で
買う層がいたりと、案外購入層はいます。

パワーカップルとは、世帯年収が
1000万円以上のカップルだそうです。

もし、コロナで大きく不動産価格が
値下がるようであれば、、、

そのタイミングでいくつか物件を
買いたかった私からすると
非常に残念な状況ですが、

トレーダーとして、
高値掴みは避けたいところなので
また相場が下がったタイミングで
再検討したいと思います。

案外、底堅い
東京の不動産市場についてでした。

パリティ

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