長く相場で生き残るために必要なこと

2021.7.2
Share:

From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、

おはようございます。MAXです。

今日は
「全身全霊を否定された経験をしよう」
ということについて話していきたいと思います。

これまで私はトレード手法を色々変えながら
投資において結果を出すために
結構いろんな方法を試してきたほうだと思います。

全部で7つか8つほどの方法を
これまでに試してきたと思います。

それも一度や二度のトレードではなくて
3ヶ月や長いものだと1年以上トレードを行い
結果的にこの手法はマイナスになった、
この手法はプラスだったというような
検証をしてきました。

やはり読者の中にも勉強熱心な方は
多くいらっしゃると思います。

さまざまな本やセミナーなどで
学んだ手法を実践して一時的に
勝てるようになっても

それを一生懸命やって
結果的にマイナスになってしまう方が
多い、それが現実かと思います。

しかし私は
当然のことかな、と思います。

何かひとつ手法を学んで
全身全霊をかけて取り組んでも
思うような結果がでないで
お金だけ減ってしまう。

これは私も検証プロセスとして
幾度となく経験してきました。

では、なぜ勝てるはずの手法が
勝てないのでしょうか。

それは、
手法には向いている市場、
そうではない市場
というのがあり、

上昇トレンドの時に
機能しやすい方法や
レンジ、下落トレンドの時に
当てはまる手法など、

手法の特徴や得意としている
相場環境というのはどうしても
存在します

使い方を間違えない
ということが重要です。

投資における適材適所
身につけるという風にも
言い換えができるかと思います。

一つの手法を長い間続けていると
必ず合わない相場に直面します。

私も以前、上昇銘柄の
利幅をどんどん伸ばしていくという
やり方をやっていた時期もありました。

この手法は今でも使うのですが、
ちょうどこれからの夏枯れ相場では
商いが薄い分不規則な下落が起きやすく
通用しにくい手法でした。

このような相場環境の時に、
上昇トレンドの利幅を取っていく手法だと

一時的には含み益になったとしても
途中で下落してしまい、
利益を伸ばしにくい
という課題がありました。

これ自体は使い時を間違えないようにする
というのが大事なのですが、

使える相場になるかならないかは
私たちがコントロールできない

です。

これに対して私たちは
手法を合わせていくしかないです。

つまりは、
これまで上手くいっていた手法でも
相場環境が変われば、
別の手法に切り替えていく必要があります。

これは非常にやってきた時間が長いほど
辛い作業にはなってきますが、
長く勝っていく上では必要な作業になってきます。

実際トレーダーで大きく勝っている
敏腕投資家の方に話を聞いても

一度や二度は必ず大きな失敗をしたり
これまでのやり方を変えた話は
誰しもがお持ちだと思います。

もし今現在得意とする投資法が
うまくいかなくなっているのだとしたら

上達への一つのプロセスだと考えて
市場環境を見ながら適切な投資法に
打ち手を増やすことを意識して
いただけたらと思います。

トレーダーとしては
現在の相場への打ち手を無くしたら
必ず負けると思います。

投資法が完璧だとか、
この手法を極めるという観点も
もちろん大事ですが、

市場環境が合わなくなった時は
一目散にこれまでの投資法を全否定して
生き残るために最適な手段を
打っていく。

そういう考えで
取り組んでいただけたら
と思います。

言うは易く行うは難し
ということもあり
そういうものではありますが、

上手くなるには絶対に
必要なことだと思いますので
忘れないようにお願いします。

全身全霊頑張って否定されて、
また引き続き頑張っていきましょう。

MAX

関連記事

Pick Up!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です