From:MAX(マックス)
都内のトレーディングルームより、、、
こんにちは、MAXです。
今日は、
ジャクソンホール会議が与える
影響についてお話をしていきたい
と思います。
本日27日の日本時間夜間に
世界中の中央銀行の総裁が集まる
ジャクソンホール会議という
経済シンポジウムが行われます。
これで注目されているのは
アメリカ連邦準備制度理事会議長の
パウエル氏の発言です。
アメリカが金融緩和の縮小である
テーパリングを行うのかどうかの
タイミングと重なっているので
非常に関心が高まっています。
まさに今日の注目トピックになります。
ですが、私個人的には
あまり大きなインパクトはない
と思っています。
というのも、
多くの人が警戒する
大イベントというのは、
事前にリスクや内容が予想され
そこまで株価に影響を
与えないと思います。
今回のジャクソンホール会議もそうですし、
昨年のアメリカ大統領選挙や
FOMCなども注目はされましたが、
株価への影響は
警戒されていた割には
上昇していたかと思います。
金融引き締めが行われて
株価下落要因に繋がっていくという
予想を立てている人が多かった
にも関わらず株価は上昇を
続けています。
これはなぜかというと、
発表前から大々的に
警戒されているイベントは
予想と結果に驚きがない
ということです。
例えば、すごく冷たい水風呂に
入ろうとしているときに、
最初からいきなり体を全部入れると
耐えられずにすぐに出ると思います。
よく冬とかでも水を浴びる修行を
しているような人は、
手足などの末端のようなところから
水をかけていって、
徐々に胴体まで流していって
最後に全身で浴びていくという
段階を踏んでいます。
そうするとそこまで
体の痛みや驚きがなく
浴びることができます。
これと同じようなこと
だと思っています。
ある程度内容が予想され、
結果に応じたシナリオが事前に
予想できているような状況では
投資家がキャッシュポジションを
大きくしたり事前に警戒をします。
なので、実際に悪い結果が出たとしても
ある程度想定ができているため
株価は上昇していきます。
さらに、想定外のことが起きた
2016年のトランプ大統領当選では
不透明さが増すので株安円高になる
と予想されていましたが、
現実は真逆でした。
ジャクソンホール会議は
もちろん注目しなくてはいけませんが
過度に恐れる必要はないかと
思っています。
むしろ平時から常に
突発的なイベントがあった時に
耐えられるような資金管理を
していくことがよほど大事かと
思っています。
では本日はここまでです。
ありがとうございました。
MAX
・ジャパンインベストスクール講師
時価総額の小さい小型急騰株のトレードを得意とし、資金の流れを読む卓越したスキルを持つ。1トレード1億円、年利6,000%といった錚々たる相場師たちに師事し、彼らから急騰株トレードの薫陶を受けてきた。「小資金から倍々ゲームで稼いでいくのがカッコいい」をモットーとし、4000名以上の受講生を指導してきた。