From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
いきなりですが、
こんな質問があったとします。
「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康 。
この3名は日本史上の偉人です。
それぞれの人を100文字以下で説明しなさい」
こんな回答を作ってみました。
3人の共通点は、戦国時代の武将である。
以下、個々に説明。
===
織田信長
===
最初に戦国時代を統一しようとし、
主要部分を統治し安土時代を作った。
部下の謀反で殺害された。
===
豊臣秀吉
===
織田信長の部下。
信長の死後織田家をまとめ上げ
日本統一を図った。
桃山時代を作った。
===
徳川家康
===
織田信長の同盟武将。
豊臣秀吉の死後秀吉勢力を倒し
江戸幕府を開き江戸時代を作った。
こんな感じでしょうか。
この程度であれば、日本人として、
普通のリテラシー(常識)があれば、
おそらく誰でも書けるものです。
さて、
株やFXでトレードをしている
我々自身の金融リテラシーを問われたら、
どうでしょうか。
上記の戦国武将に相当する程度のリテラシーを、
どう確認してみるか、考えてみました。
こんな感じの問題はいかがでしょうか。
世界銀行(World Bank)、
国際通貨基金(IMF)、
経済協力開発機構(OECD)。
これらは国際機関です。
それぞれの機関を100文字以下で説明しなさい。
もしよろしければ、
解いてみてください。
この3つの国際機関は、
ニュースでもよく登場します。
でも、案外戦国武将のように
同列で比較されることは少ないので、
あらためて問われるとドキッとしますね。
何も調べずにサクッと説明できる人は
金融リテラシーが高い人だと思います。
「コイツ、本物かな?」
と疑問がある相手には、
この質問をしてみると案外○×がはっきりします。
でも、あらためて聞かれると、
「よくわからん」
という方も多いと思います。
せっかくですので、調べてみると良いと思います。
なにか発見があるかもしれません。
奥村尚
・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。