こんにちは、ケン藤田です。
昨日、資産10億円超えの友人、
2名と食事していました。
海外居住者のため、場所が被った時には、
年に数回、近況報告や情報交換を行います。
そんな人間関係がたくさんあることが、
人生の楽しみでもあるのですが、
会話の中で面白かった内容の、
「投資の成功者と失敗者の違い」
というテーマについてお話していきます。
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成功者と失敗者の分岐点:
お金を大事に扱っている
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「そんなの当たり前だよ!」
という声も聞こえてきますが、
果たして本当に大事に扱っているでしょうか?
・詐欺みたいな案件に投資したり…
・よく分かってないものに投資したり…
・投機的な行動に全力で振り切ってしまったり…
逆に、
リスクを恐れすぎて、
何も投資せずに資産だけが
目減りしてしまったり…
10億円以上の資産を築いた2人でも、
成功と失敗、どちらもあります。
その差分はなんだったのか?
それは、
お金を大事に、
真剣に向き合って
扱ったかどうか。
ということです。
二人に共通している投資の失敗は、
・よく分からず投資していた
・自分の許容リスク以上の投資をしていた
ということでした。
これは私の過去の失敗にもあてはまります。
では、
投資で成功してる人・時は、
どのような思考・方法を持っていたのか?
世界一の投資家、
ウォーレン・バフェット氏は、
過去のインタビューの中で、
ルール1:お金を失わない
ルール2:ルール1を忘れない
という名言を残していますが、
この言葉の裏側には、
「お金を失うような行動をする限り、
絶対に投資は上手くいかない。」
ということがあるのではないでしょうか。
投資にはもちろんリスク、
お金を失う可能性はあります。
「よく分からず投資していた」というのは、
リスクをしっかり理解することが大切ですが、
許容できるリスクとは
一体なんだと思いますか?
許容できるリスクとは、
『万が一この投資が失敗しても、
自分の生活・事業で命取りにならない』
という範囲内で投資を行うことです。
例えば、
資産1億円あり、
給与の範囲で生活できてる人が、
100万円の投資をした結果、
80万円を失っても自分の生活の
命取りにはならないでしょう。
しかし、
・資産500万円
・年金収入
・貯金取り崩し生活
の人が、500万円を投資し
400万を失ったらどうでしょうか?
どちらも同じ投資の、
マイナスは80%ですが生活にとって
命取りになってしまいますよね。
2つの例を比較すると一目瞭然ですが、
人によって許容できるリスクは全く違います。
これは事業を起こす上でも、
共通して言えることで起業を志す人にも
同じアドバイスをすることが多いです。
「人は不安や恐怖を抱えた状態ではIQが下がる」
というエビデンスも出ていますが、
安心感を持った状態でこそ
正常な投資判断を行えます。
これから投資を始める、
既に始めている人に知って欲しいのは、
「投資のリターンやどれだけ利益が出るか?」
だけではなく、
「自分が許容できるリスクはどこまでなのか?」
ということも考えていただきたいですし、
「成功可能性と失敗可能性どちらが高いのか?」
ということも検討の材料に入れていきましょう。
プロの投機家ではない一般投資家の方が、
年20%以上などを狙うのは適切な
リスクで本当に叶えられるのか?
ということを知っておきましょう。
着実に資産を増やしたいならば、
①自分も理解があるもので
今までの経験を活かした
本業などでリスクを取る。
②稼いだお金をリスク許容範囲で
堅実な投資に回す
③結果として大きな資産を
築くことができる。
資産10億円超えの資産を築いた2人も
私もですが、やはり大きく稼いだのは
自分の理解の深いことに、
時間やお金のリスク許容範囲で
投資を行っていた時です。
堅実な行動をしていく人こそが、
一番多くの資産を作れるというのが事実です。
ぜひ、一度今の自分のリスクが許容範囲か?
考えてみてください。
今回の記事も、あなたの資産形成の
ヒントになれば幸いです。
世界の経済的成功者たちから
教わり身につけた資産構築の常識を
今後も発信しますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。
ーケン藤田
投資・資産運用歴18年以上、海外投資歴12年以上、世の中に存在するほぼ全ての投資商品への投資経験を持つ資産運用・海外投資のプロフェッショナル。
ヨーロッパを中心とした金融先進国での金融専門家や富裕層たちとの交流で学んだ、富裕層だけが知る「お金のとある共通点」をベースに独自の投資法を構築。
資産運用アドバイザーとして、これまで述べ1000名以上への資産運用アドバイスを行い(累計アドバイス額120億円以上)、そのうち95%以上の方の資産増大を実現。
現在は、年商5〜25億円規模の複数企業のCFO(最高財務責任者)として活動するかたわら、自身も5億円規模の資産を年利10〜15%以上のリターンで運用する現役投資家としての顔も持つ。
日経新聞出版社より2冊のマネー系書籍の監修実績がある(累計発行部数5万冊)。
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