こんにちは、ケン藤田です。
先日、こんな質問をいただきました。
↓
『日経平均は4万円超えをピークに下落中だけど、
ケンさんは今後どうなると思いますか?』
結論は、
『全く気にしていない』のですが、
それだけでは身も蓋も無いので、
今回は、私がどう見ているか
について話したいと思います。
なぜ、現在の下落を
気にしていないのか?
それは、
①ドル建て価格も見る
②クジラの動きを見る
上記2つの視点で見ているからです。
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①ドル建て価格も見る
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今年。3月4日に史上初の
4万円超えを達成しましたが、
ドル建てでの最高値は2021年の
2月に達成した288$になります。
※画像:nikkeiyosoku.comより引用
円建てでは最高値を更新していますが、
ドル建てではまだ最高値圏までにも余裕があり、
今回の最高値更新も円安の寄与度が高いことが分かります。
東証の株の保有率の約30%、
取引金額や売買金額では約70%、
海外投資家が占める中で、
海外投資家が見るドル建てで見れば
最高値はないと見れます。
もちろん、
日本の株式自体のポテンシャルをどう見るか?
という視点ではまた違った話になってきます。
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②クジラの動きを見る
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相場の世界では、
クジラというのは機関投資家、
つまり政府や金融機関など、
巨額の資金を扱う団体のことをいいます。
①のドル建て価格も見る、
でも記載したように海外投資家は、
ドル建てで見れば、
日本人が日本円で投資する際に比べて割安に感じて、
割安な円での投資先として魅力的に見られています。
これは株式同様に最高値水準の、
不動産などでも同じ動きが見られています。
とはいえ4万円超えなど、
節目を超えたタイミングでは、
利益確定をするための
「売り」がされることによって、
一時的に株価が下がるということはよくあることです。
また、
日本の株価時価総額6兆ドルに対して、
日銀及びGPIFで12%近くの
株を間接的に保有しています。
この安定投資家が売らずに保有を続ける意向、
利上げに関しても先送りする意向があること、
円高に向けた為替介入に関して
牽制を受けている状態もあり、
今年の11月には米大統領選も控えており、
米株価の上昇も期待できるため日経平均も
連動して上がることも考えられます。
年単位では株価上昇にも、
プラスな材料が多いのではないかと
現状では私は見ております。
今回の記事も、あなたの資産形成のヒントになれば幸いです。
世界の経済的成功者たちから
教わり身につけた資産構築の常識を
今後も発信しますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。
ーケン藤田
投資・資産運用歴18年以上、海外投資歴12年以上、世の中に存在するほぼ全ての投資商品への投資経験を持つ資産運用・海外投資のプロフェッショナル。
ヨーロッパを中心とした金融先進国での金融専門家や富裕層たちとの交流で学んだ、富裕層だけが知る「お金のとある共通点」をベースに独自の投資法を構築。
資産運用アドバイザーとして、これまで述べ1000名以上への資産運用アドバイスを行い(累計アドバイス額120億円以上)、そのうち95%以上の方の資産増大を実現。
現在は、年商5〜25億円規模の複数企業のCFO(最高財務責任者)として活動するかたわら、自身も5億円規模の資産を年利10〜15%以上のリターンで運用する現役投資家としての顔も持つ。
日経新聞出版社より2冊のマネー系書籍の監修実績がある(累計発行部数5万冊)。
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