その判断は正解?間違った投資先選びを回避する方法(後編)

2023.9.8
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こんにちは、ケン藤田です。

 

前回、前々回と2回にわたって、
「間違った投資先選びを回避する」ために、
実際にどのようなポイントを押さえているのか?

私自身が国内外(主にヨーロッパ)の大富豪たちや、
大富豪の資産管理を仕事としている人たちから学び、
実践している方法を執筆してきました。

・資産の分散
・長期的視点
・時期の判断
・情報の取得

そして、これらの土台となる
“最も大事なこと”があるという
お話をしました。

上記4つ(+1つ)の判断ポイントのうち、

1.資産の分散
2.長期的視点
3.時期の判断

については前回前々回のブログに記載しましたので、
まだお読みでない方は、
まずはそちらからお読みください。

今回の記事では、
情報の取得について解説していきます。

「こういった最悪のニュースが出てきている時期こそ、
富裕層たちは、投資のチャンスとして考えております。」

前回の記事では、上記のような記載をしました。
では、なぜパニック・危機など
最悪なニュースがあった時でも、

富裕層たちは投資実行の英断が
できるのでしょうか?

それは、

情報の取得チャンネルが違う

ということが大きな理由で、

「経済で勝つ方法は情報収集が全てだよ」と
言い切る人もいるほどです。

彼らは、高額なコストを支払い、
各業界の専門家たちをブレインとして抱え、
様々な投資先に投資することによって、

「運用益」「資産の価値増大」以外にも、
「リアルな一次情報」というリターンも得て、
さらに投資の精度を上げ続けています。

リアルな一次情報を得ることによって、
パニックが起きた際でも、

・世界各地ではどのような反応が起きているのか?
・金融経済、実体経済、現地に住む人の生活はどう動いているか?
・過去、同様の出来事が起きた際はどう動いたのか?
(公的な記録が残っていないものも含め)

など、ニュースやネット上では
入手することができない一次情報を、

富裕層同士のネットワークの中で
交換することによって、
冷静さを保つことができるのです。

情報過多で移り変わりも早く、
自力のみでの情報や

知識のアップデートが困難かつ、
何が正しい情報なのか?

判断の難しい現代を生き、
投資で成功を続けるための術として、

信頼できる筋以外からの情報は
意図的にシャットアウトする

という彼らのスタンスからは
学ぶことが多いです。

私自身は信頼できる情報源以外は
全てシャットアウトするところまで
徹底してはいませんが、

資産の中で大きな比率を占めるものの
投資判断に関しては、

「信頼できる筋からの情報をもとに判断を行う」

という事を徹底したおかげ
で着実に資産を殖えました。

最後に、間違った投資先選びを
回避するために、

“最も大事なこと”をお話します。

それは
目的が不明確なままに投資しない
ことです。

成功している投資家たちは、
何故その投資を行うのか?
その答えを常に明確に持っています。

身近な例で言うと、

・定年退職後で収入は年金のみ
・年金収入では生活費が足りない
・そのため+αの収入を確保が必要な人

そういった明確な目的があるならば、

・安定した毎月・毎年の収入を生む
・収入の増減(ボラティリティ)が少ない
・元金が大幅に減るリスクが少ない

投資先の選択肢として、
賃料目的の不動産や債券など、

インカムゲイン主体の投資先が
候補に挙げられるでしょう。

逆に値上がりで利益を得ることを期待する投資は、
値上がりを待っている間は収入を得られないですし、

逆に値崩れした場合に
ライフプランが崩れる恐れがあるため、
このような目的においては不適なのです。

投資判断で失敗する方は、
得たい目的と合致しない手段を
選んでいる場合が多いです。

いま一度、自分が投資で得たい目的は何か?

と言うことをご自身に
問いかけてみてください。

3回にわたってお送りしてきた、
「間違った投資先選びを回避する方法」
はいかがだったでしょうか?

来週からは違ったテーマでお送りします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ケン藤田

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