2016年-2018年のバブル①

2024.6.5
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

前回までは、
2014年のバブル相場について
書きました。

今回は、
2016年後半-2018年1月までの
バブルについて書いてみます。

結構重要なイベントもあったので、
2回に分けて掘り下げてみます。

このバブルを語るには、
2016年の前半を
理解しておく必要があります。

2016年は、中国経済が減速し
原油価格が下落、ブレクジット国民投票、
米大統領選があった年です。

ちなみに、5月に
G7伊勢志摩サミットが開催されました。

サミットに先行して
財務大臣中央銀行総裁会合もありました。

株式相場をみると、
こうしたイベントに応じて、
大きな下落がいくつもありました。

みてみましょう。

1月、年初から
国の経済指標悪化をきっかけに
上海株が急落、

世界に伝搬し
下落気味な基調となりました

日銀はテコ入れのため、
マイナス金利を導入(1/29)しましたが
まったく効かず、

日経平均は
2月に1万5千円を割り込みます。

この頃のドル円相場もみておきましょう。
わかりやすいように
NK225も合わせてプロットしています。

特に大きなイベント2つは、
時期を差し込んでいます。

明らかに、円高に進んだ
2016年後半は、

日経平均はイマイチの推移で
あったことがわかります。

なにせ、120円だったドル円が、
半年で100円になったのです。

なぜ円高になったのでしょうか。

この当時の円は、
国際経済のリスクが増大する際に、

ヘッジポジションをとるために
買われる傾向が強かったのです。

本来は、
イザというときの
ドル買いであったのですが、

いつのまにか、
それが円に変わっていったのですね。

中国経済悪化のリスク、
原油価格下落のリスク、
米景気不透明のリスク、
ブレクジットのリスク、

などなどの理由があって、
円が買われたということになります。

そして、なんといっても
6月のブレクジット選挙、および、
11月の米大統領選挙です。

どちらも、結果が判明した瞬間に
株価は大きく下落したことを
覚えている人も多いことでしょう。

しかし、6月も11月も、
その後株価は復調しています。

つまり、慌てて損切りをした人は、
判断ミスをやらかしたことになります。

大きく下落している最中には、
慌てて損切りすることは
失敗しやすいのですが、

この時も、それが当てはまりました。

<続く>

 

奥村尚

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