オプション取引で重要となる2つの考え方

2016.12.6
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From:谷口洋章
金沢のトレーディングルームより、、、

こんにちは、谷口です。

12月に入って今年も
残りわずかとなりましたね。

年末まであっという間だと思いますが、
来年を迎えるまでに今年、一年間の
投資をすべて振り返ってみると、
きっと新たな発見も見つかるでしょう。

できるだけ最高の新年を
迎えられるようにしましょうね。

さて、本日はオプション取引の
概要について、分かりやすく
お話しをしていきたいと思います。

日経オプション取引の基本的な
考え方は「相場を読まない」ことです。

しかし、多くの方がこの<まやかし>
ごまかされていると思います。

実際のところ、
相場の先行きは読みますが、

一般のFXや株式取引ほどの
読みは必要ありません。

日経オプション取引では、
次の2つの考え方から取引をします。

1.相場を読まなくて良い戦略で取引する

2.1日~2日の相場の動きを読んで取引する

相場を読まない戦略をたてることの利点は、
安心感と気持ちのゆとりがもてることです。

そして、上記2つの考え方は、

・相場が動かないのか、動くのか

・上に動くのか、下に動くのか

・ゆっくり動くのか、早く動くのか

ということを前提に、
戦略をたてて取引をします。

さらに!
相場が動かない時期に適した戦略で、
初心者の方でも簡単に儲かる方法があります。

最初はみんなこの戦略で取り組むのですが、
「ほったらかし」で利益になる感覚が
ついてしまいます。

しかし、これでは、
1発の暴落で全て持っていかれます。

僕が、最初に知人から日経オプション取引を
薦められた時期が2010年です。

その時期は相場が安定していた時期です。
ですから「相場を読まない」方法で
誰でも簡単に儲かったんです。

誰でも簡単に「プロフェショナル」の
世界で儲けることが出来る。

ですが、やはり・・・
「そんな上手い話はありません」

ご他聞に漏れず、
やってきたのが暴落です。

僕の場合は東北大震災でした。

ネット取引が普及して、
一般人が体験する初の大震災です。

地震が起きた金曜日の引け間際、
14時46分のこと経験したことない、
恐ろしい光景を目の当たりにし、
手の施しようが無い土日を挟んで、
相場が始まった月曜日。

たった2日間で一時狼狽売りで
2000円近く下げた後、
1500円下げた状態で落ち着きました。

それまであっと言う間に
大きく儲かっていた資金は
底を突いてしまったんです。

普通は、そこでトレードを
やめてしまう人が多い中、
僕はしばらく頭を冷やした後、

「これだけの金額を一瞬で失うのなら、
誰かが一瞬で儲けているんだろう」

そちら側にいければ、
それが可能ではないだろうか?

それから真剣に相場について勉強していきました。

研究の甲斐あって取引方法が分かりました。

普通の取引は過去データを基に検証作業をしますが
日経オプション取引は過去データがほとんど無く、
検証にずいぶんと手間取りました。

難しいものだと思っていたオプション取引を
単純な値動きで対応することを前提に
検証していきました。

その取引手法を実践した結果、
良い成績を出せました。

相場で安全な取引はありませんが、
出来るだけローリスクにとっさの判断を
出来るだけしない方法です。

次回はその戦略について、
少しご紹介いたします。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

PS.
先日、開催しました私の
IPOセミナーにお越しいただいた皆様へ

セミナーにご参加いただき、
誠にありがとうございました。

今後とも、有益な情報をお伝えして
いきたいと思っておりますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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