From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
おはようございます。Mr.Kです。
このところ、毎回大変多くのコメントを
いただき、ありがとうございます。
このメルマガも実に40回を超えてきました。
ここまで続けてこれたのは、
一重にみなさんのコメントが励みとなったからです。
本当にありがとうございます。
それでは、本日は大好評
【NGを知ろう】シリーズ第3話
今日のテーマは、
“こまめな損切りで勝てると思うな!”
です。
今日も気合い入れて書きますので、
気合いを入れて読んでください!
それでは、いきます。
「損小利大にするには、こまめな損切りが必要です」
というフレーズは、株やFXを勉強していくと
恐らくほとんどの人が出会うと思います。
このフレーズ、実に巧妙というか、クセモノですね。
「損小利大にするには、こまめな損切りが必要です」
この意味は、
「こまめに損切りをすれば、損小利大になります」
ということを言っているのではありません。
・・・
ん?
と思う方は、以下、必読です。
私はよく、トレードをビジネスに例えて説明しますが、
今回もその方法が有効だと思います。
ビジネスに例えれば、至極あたり前のことです。
「会社で利益を出すには、こまめな撤退が必要です」
こう言われたらどう思いますか?
笑っちゃいますよね。
あのユニクロのファーストリテイリングの柳井さんが
「一勝九敗」という本を書かれています。
カリスマ経営者と仰がれる柳井さんですら、
10回のビジネスチャレンジで成功するのはわずかに1回、そんな確率だ。
だから失敗を恐れずにトライ・アンド・エラーを繰り返すこと。
そういうメッセージです。
“9回の潔い撤退があったから、トータルで成功することができた”
というのはちょっと違う、
というのはおわかりいただけると思います。
しかし微妙なところですね。
何回もトライしている人が成功する、というのは真実ですが、
何回も撤退したら1発成功を引き当てられる、
というのは違います。
わかりますか?
つまり、
重要なのは、10回トライして
1回の大成功を掴んでいることであって、
9回潔く撤退していることではない、ということです。
負け続けることは、勝つことと因果関係はありません。
トレードでも同じです。
こまめに損切りを続けているだけだったら、
それは、小さな損が積み上がっていくだけ。
勝つためにはそれだけでは、まったくもって不十分です。
勝つためには、1発大きく勝てる実力が必要不可欠なのです。
1発大きく当てる力があるから、
9回の負けを軽傷で済ますことが重要になってくる。
負けるときの対処法だけ考えて勝てるなら、苦労しません。
ですから、
トレードでまず押さえるべきは、
『どうやって大きく勝つか?』という
方法論を確立することなんです。
それができて初めて、負けを小さく抑えることが効いてくる。
だから、一度も大きく勝った経験がない人は
トータルでプラスにすることすら難しいはずです。
自分が選択している手法は、
どんなときに大きく勝てるのか?
何割の確率で、大きく勝てるのか?
そこを明確に確認し、その後、
それ以外の損切りを小さくする手法の研鑽をする。
まず、大きく勝てるときを認識せよ。
勝ち方から覚えて、負け上手になるのがオススメです。
では、今回は以上です。
感想、疑問、質問、なんでもお待ちしています。
(追伸1)
今週は日経が分岐点を迎えそうですね。
大きなリスクは取らないことです。
(追伸2)
このメルマガも、ずっと続く保証はありません。
質問できるときにすることも、
チャンスを掴む力として非常に大切です。
GOOD TRADE!!
Mr.K
<本日のおすすめ>
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残酷な相場の現実がありました。
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
ほかではあまり聞かないオリジナリティある話で、深い内容ですね。
説得力もあるので腑に落ちます。
ありがとうございます。
コメントをいただき本当にありがとうございます。
説得力があるとすれば、
実際にトレードを実践した生の経験から導かれる内容で、
机上の空論ではないからだと思います。
今後も楽しみにしていてください^^
確かにこまめな損切りは小さな損失が
積み上がっていくだけ、おっしゃる通りです。
損小利大という言葉に何か引っかかるものを
ずっと感じていました。もしそれで大きく勝てる時が
来なければずっと損の積み重ねでしかありません。
ある指導者がロスカットの幅を広げるように
言い換えていましたが、あまりにも損切り続きの人が
続出したのでしょう。大きく勝てるようよく考えて
行きたいと思います。適切な助言有り難うございます。
世の中でよく聞くフレーズには、すべて裏があります。
裏というとなんだか悪いイメージがありますが、
そういうことではなく、
多くの人が理解できていない意味があるということです。
多くの人がすぐに理解できることは、
みんなが実践できて当たり前になってしまうので、
語り続けられることがないからだと思います。
よく聞くフレーズは、一見シンプルに見えて実は意味が深い
ごく一部の人にしか真意が理解されていないものが多いです。
そういったものを、誰にでも理解できるように
発信していければ私の存在意義があるのではないか。
そう考えてメルマガを書かせていただいております。
いつも、コメントをいただき本当にありがとうございます。
持ち合い相場のやりにくい時に限って、こまめなロスカットを唱える(某スクールの)指導者を、「ばかやろう、それじゃあただの損切り貧乏だろ。もっと大切なことを教えろ。」と内心思ったものです。
K氏のメルマガは、いつも、疑問に思っていたことをすっきり解き明かしてくださいます。
誤解の罠にはまらないよう、これからもこのメルマガを大切に読んでいきます。
嬉しいコメントをいただきありがとうございます!
毎回、とても時間をかけてメルマガを大切に書いておりますので、
その苦労が報われるととても嬉しいです。
疑問に思っていたことが他にもあれば、
それをテーマにしてメルマガも書きますのでコメントをいただければと思います。
来週もお待ちしております。(お名前が知りたいです)
いつも貴重なアドバイス有難うございます。 まだ未熟で大きく勝った事はありませんが、過去多少上手く勝てたのは①ipo株で上場2〜3ヶ月後、価格が落ち着いた所で打ち込み待つ。②ir速報を毎日確認し分割する銘柄をすぐ買う。①、②の勝率は30%位です。 勝てる方法論が曖昧です。 大きく勝てる方法論とは、自分に合う(性格に合う)やり方を探し出す事とは思いますが、どうやって探し出せばいいか分かりません。
こちらこそ、いつも熱心なコメントをいただきありがとうございます。
勝率が30%の場合、単純計算ですが、
ロスカットの2.4倍の利益以上が出ないとトータルプラスになりません。
トータルでゼロではやっていて悲しいですから、
ロスカットの3〜4倍の利益が出せる方法が必要ですね。
もしくは、勝率が高い方法です。
ただ、両方を狙うのがベストではあります。
お会いできるのを楽しみにしています(まだお会いしていないですよね?)
自分も安易な損切りは単純に損失を膨らませるだけだと(バーチャルでは有りますが)実際にやって見て感じた事では有りますね。
只、利益は出て居るとは言っても、利益を少額ながらも積み重ねて行くスタイルなので、そこまで一度の大勝ちを狙うと言った方法は取っては居ないし、まだまだ経験としては浅い部分も自分にも有ると感じる次第ですが、結局、経験して学び続けて行くしか無いんですよね・・・。
いつもコメントをいただきありがとうございます。
とても嬉しく読ませていただいております。
小額の利益を積み重ねる場合、勝率が重要ですね。
何%の確率で勝つと、トータルで何%利益になるのかを計算しておくといいですね。
経験して学び続けていく、本質ですね。
また来週もお待ちしております!
1発大きく当てる力があるから、
9回の負けを軽傷で済ますことが重要
ホントホントそう思います。
勝てるセンスある人は、そうなのだ!
コメントをいただきありがとうございます!
勝てるセンスのある人は、できるからそのことに気づいていないこともありますが、
誰でも勝てるようにするなら、重要な観点だと思います。
また来週をよろしくお願いします!
いつも直球 ど真ん中、どストライク の話を聞かせて頂いてありがとうございます。
読んでいる皆さんの実力が上がらないなら、書いている意味がないと思っていますので、これからも「直球 ど真ん中、どストライク」な文章をお届けしていきますね。
>「会社で利益を出すには、こまめな撤退が必要です」
→見込みが無いことが分かったならその事業から即撤退すれば、損失は抑えられる。
確かに損失は抑えられるが、これでは利益が出ない(勝てない)ということで合っているでしょうか。
Yaさん、はい合っています!
損を抑えることは別に、大きな利益が見込める銘柄に仕込める技術を身に着ける必要がある、ということです。やることが2つあるという意味ですね。