From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
おはようございます。Mr.Kです。
トレードの上達には、いくつかの段階があるように思います。
レベル1:なんとなく売買
レベル2:特定のルール売買
レベル3:確率論での売買
レベル4:フェーズを分けた高勝率売買
レベルが上がっていくにしたがって、
トレードというものの本質が見えていきます。
レベル4まで来ると
もうトレードにリスクを感じなくなっていきます。
では、どうやってレベルを上げるのかですが、
レベル2からレベル3に上がるのが第一関門だと思います。
そのときにネックになるのが、
移動平均線などのインジケータ神話からの脱却です。
どうして、トレードではインジケータを表示する人がこんなにも多いのでしょうか?
特に、移動平均線を使うことは、もはやトレードの基本みたいになっています。
世の中の本や教材のほとんどが
移動平均線を薦めているので、
当然と言えば当然かもしれませんが、
あなたは、移動平均線なしのローソク足だけで
チャートを見たことがありますか?
移動平均線、本当に必要ですか?
インジケータだらけのチャートを見てトレードをしている人で
継続して大きく勝ち続けている人を見たことがありません。
移動平均線(代表して)の必要性を、
本当に理解していますか?
ちなみに、私は、ローソク足しか使っていません。
でも、エントリーポイントもエグジットポイントも
非常に明確にわかります。
私も最初は、言われたままに移動平均線を見ていました。
でも、あるとき、
「これが機能するというのは、気のせいではないか?」
と思い、
思い切って、移動平均線を消してみました。
すると、、、
なくてもできたんですね。
というか、移動平均線をわざわざ表示しなくても、
どの辺に短期移動平均線があって、
どの辺に長期移動平均線があって、
この辺でゴールデンクロスしているな、
なんてことは、普通にわかります。
紙面の都合上、詳しくは書きませんが、
特定のインジケータサインだけを使うと、
必ず期待値が0になります。
当てはまるときがあれば、
当てはまらないときが必ずあります。
インジケータというのは、
使うときと、使わないときを
使い分けないといけないのです。
理想的なエントリーポイントは、
ほとんどが、ゴールデンクロスかデッドクロスしています。
しかし、その逆は成り立ちません。
ゴールデンクロスかデッドクロスをしていても、
まったく理想的なエントリーポイントではない、
むしろ、絶対にエントリーすべきでない
そういうポイントが半分あります。
この事実に、一定年数トレード経験を積んだ人は気づきます。
なんだ、うまくいく指標なんかないじゃないか。
ということですね。
その通りです。
で、その後が分かれ道です。
だったら、どうするのか?
色んなインジケータをどれだけ組み合わせても、
結局同じです。
そう、インジケータではない判断材料が必要です。
問題は、いつインジケータを使うのかということですから。
その判断材料が何かというと、、、
ファンダメンタルズ情報です。
ただ、安心してください。
ここで言うファンダメンタルズ情報というのは、
必ずしも業績やニュースや為替のことを言いません。
もちろん、使える人は使えばいいですが、
私はファンダメンタルズ情報を
ローソク足だけから得ています。
あなたも、ローソク足のみの表示にして、
チャートを眺めてみてください。
何か気づきがあるはずです。
意味深な終わり方になりますが、
常識を疑う心を持つことは大切
ということだけでも心に残ってもらえれば嬉しいです。
続きはまた別の機会に。
GOOD TRADE!!
Mr.K
<編集部より>
※緊急募集
なぜ、同じように株の本や
教材を買って勉強していて、
同じくらいのトレード環境を持っていても、
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。