From:Mr.K
都内の自宅より、、、
おはようございます。Mr.Kです。
さて、日経平均株価がきわどい展開になってきました。
こんなとき、あなたはどう考え、どう投資しますか?
「普通に考えれば、、、」
「でも、今回だけ例外かもしれない、、、」
そういう思考でループしている方、多いと思います。
この答えの出ない自問自答から逃れない限り
損小利大の投資はできません。
今日はその考え方(マインドセット)をお伝えします。
思考過程をざーっと文字にしますので、
難しい話が苦手な方はキツイかもしれません。
ですが、「片手間で簡単に利益~」という話は大嘘ですから、
このくらいの話を読む気がないようでしたら、
今すぐトレードをやめたほうがいいです。
ということを申し上げて(笑)、それでは行きます。
・・・
トレードでの判断は、トレード以外の例で考えると非常にわかりやすいです。
・勝率50%の宝くじがあります
・価格は、あなたの資産の2%
・当たれば、あなたの資産はプラス10%
・ハズれれば、価格分がなくなります
さて、あなたはこの宝くじを買いますか?
いかがですか?
買いますか?
買いませんか?
買いますね。
買うでしょう、多くの人が買うと思います。
なぜかというと、
勝率50%なのだったら、4回買えば、少なくとも1回くらいは当たるはず。
だったら、3回負けてマイナス6%でも、1回勝ってプラス10%になればいいじゃん。
よし、買おう。
こんなところでしょうか。
では、今の日経平均株価に話を戻しましょう。
買いでも売りでもどちらでもOKです。
大きく動き出す前ということだけは、ほぼ確かでしょう。
ならば、今投資すれば、ロスカットを近くに置きさえすれば、損小利大の投資ですね。
ところで、未来を100%予測しようとする人、漫画の読みすぎです。
未来は不確定で、わからないものです。
対抗する手段は、唯一、確率論です。
ならば、損小利大で期待値がプラスなら、とりあえず、うじうじ考えていないで投資せよ、です。
調べればわかるわけはなくて、本当に未確定で、世界中だれも知らないのだから、考えても仕方なくないですか?
重要なことは、如何にロスカットを近く設定できるポイントで勇気をもって早めにエントリーするかです。
待てば待つほど、ロスカットラインは離れていきます。
文字だと伝わりづらいかもしれませんが、質問はコメントで受け付けられるのでこのまま書き続けます。
トレード戦略は、大きく2つが存在します。
よく動くときを狙う戦略と、
あまり動かない(いわゆるレンジ)ときを狙う戦略です。
あなたは、どちらの戦略でトレードをしていますか?
両方に共通するのが、エントリーの位置の重要性です。
エグジットももちろん大事ですが、論理的に考えて、エントリーの方が重要です。
それで、エントリーは、早すぎるか遅すぎるかではなく、
ロスカットが近いかどうか。
これがこれが一番重要です。
このブログを書き始めて、もっとも重要なことを書いています。
あなたのエントリーは、確率論を意識していますか?
考えても結論の出ないことをうじうじ考えていませんか?
方向感がわかってから遅めのエントリー、というのは、
聞こえはいいですが、ロスカットが遠くなったら期待値が下がります。
動く前、損小なら、投資する価値があると思います。
今回負けても、同じようなタイミングで投資をすれば、
同じようなタイミングだけをまとめて考えれば、確実に損小利大になっているはずです。
あなたの経験的に、下がるのか?、上がるのか?
どちらでもいいでしょう。
ただし、次も同じ判断ができるほうに賭けないと、確率論がブレますね。
確率が多い方に、一定回数かけつづける。
これが最終帰着です。
決めたことをやる
最後までやる
勇気をもってやる
この三拍子が揃えば、夢は叶います。
ご武運を!
GOOD TRADE!!
Mr.K
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
先生の言われていることがもっともだと思います。
勇気をもってやります。
合掌
エントリーの位置の重要性。
エントリーは早いか、遅いかではなく、ロスカットの位置が近いかどうか…
考えているうちに、いつのまにロスカット位置が遠くなる。
身にしみる言葉です。
ありがとうございます。パソコンで打ち出し貼り付けておきます。
期待値がプラスなら~。とありましたが、私にはプラスなのかマイナスなのかわかりません。どうやって調べるのですか?
ただ私は負けっぱなしなので、期待値がマイナスのトレードをしているのだなと思います。勝っている人のトレードが期待値がプラスのトレードなのでしょう。期待値がプラスになるルール知りたいです。期待値プラスのルールと損小利大のルール、これさえあれば勝てるのでしょうか?
ロスカットは近くにはわかるのですが、待てば待つほどロスカットラインは離れるというのはすみません理解できません。
確率論というのは銘柄ごとのローソクの動きのくせのようなもの、過去のチャートの形などからの確率をいっているのでしょうか?もしそうならばかなりの経験を積まなければさっぱりわかりません。
クリアートレード理論とはこのようなことが言語化されているのでしょうか?
レベルの低い質問で申し訳ございません。ご指導いただければありがたいです。