From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
おはようございます。Mr.Kです。
なんで、いつも自分が買ったときに限って
直後にチャートが逆に行くんだ・・・
誰かに後ろから覗かれているような、
奇妙な感覚になったことがある人は
決して少なくないはずです。
“エントリーしたときだけ逆に行く”
“むしろ、自分の意思と逆方向にエントリーした方が勝てるんじゃないか?”
この感覚は、本当に多くの人が感じています。
なぜでしょうか?
気のせいでしょうか?
負けたときのほうが印象が強く残るから?
本当にそうでしょうか?
確率論から考えて、
偶然とは思えない頻度の現象には
必ず然るべき理屈が存在します。
つまり、
エントリーするとチャートが逆行する
「理由」が論理的に説明できるはずです。
「いやいや、気のせいでしょ。」
そう思う方、
もしも気のせいじゃないことが
論理的に説明できるとしたら、
どんなものか聞いてみたいですか?
・・・
エントリーすると逆に動く!
なぜだか本当に不思議に思う方は正直多いと思います。
私自身、かつては非常に奇妙に感じていました。
証券会社のシステムが仕組まれているんじゃないかと
本気で考えてみたこともあるくらいです。
ですが、
今となっては全く、不思議にすら思いません。
エントリーしたら逆に行くのは、
はっきり言って、当たり前です。
そうならないとおかしいくらいです。
なぜか?
それは、
あなたが後追い判断でエントリーをしているからです。
直近のローソク足数本を見て、
同じ方向にエントリーをしているからです。
出来上がったチャートをよく見たらわかることです。
チャートというのは、
短期的なアップダウンを繰り返しながら
徐々に大きく上昇したり下落したりしていくものです。
陽線と陰線の片方だけが連続するのは7本が限界
という経験則もあるくらいです。
例えば、
わかりやすくするために、
チャートが5日置きに上昇と下落を繰り返す
としましょう。
5日置きに上昇と下落を繰り返すのに、
3日間上昇したのを見て、
「よし、上がっているからもう一日上がったら買おう!」
と考えて4日目の上昇を確認してから
5日目に買いエントリーしたらどうなりますか?
翌日から下がり始めますよね。
だって、5日置きに上昇と下落が変わるんだから。
下落のときも同じです。
3日下落したのを見て、
「よし、下がってきたからもう一日下がったら空売りしよう!」
と考えたら・・・
「なんでエントリーした翌日に反対に行くんだ!!!」
ってなります。
みんなこれを繰り返してMAX損失を食らっていきます。
気づいてください。
・ある程度上がっていることを理由に買ったり、
・ある程度下がっていることを理由に売ったり、
それをしている限り、
すべて後手後手になります。
そりゃそうです。
じゃあ、どうすればいいと思いますか?
・・・
・・・
はい、その通りです。
上昇が5日続いたら売るとか、
下落が5日続いたら買うとか、
そういう逆張りなら後追いよりいいですよね。
しかし、実際のトレードでこの逆張りはリスクが高いです。
なぜなら、実際は5日で反発すると決まっているわけではないので。
じゃあどうすればいいか。
1日上昇したときに買いで入り、
1日下落したときに売りで入る。
そう、初動で乗るというのは
こういうことを言うのです。
ただ、それも具体的なチャートなしで
一概に語ることはできませんが、
でも、あながち的外れでもないです。
“然るべきとき”の初動に乗ることのみが
唯一の正しいエントリーだからです。
いつが“然るべきとき”かを解説する
紙面はありませんが、
今回の議論の結論としては、少なくとも、
短期的な値動きを理由にエントリーをすれば、
当然のように逆行する可能性が高くなる
ということに気づいていただければ幸いです。
相場が難しくなっています。
大局観を持ってトレードをしていきましょう。
GOOD TRADE!!
Mr.K
P.S.
9月27日のセミナーですが、
予想を上回る方にご参加いただき、
満席となりました!
追加でまた10月の後半に
開催したいと思いますので
JISさんからのご案内をお待ちください。
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
k先生、こんにちは。
前にも見たがある内容だよなと思いながら読ませていただいたのですが、自分が少し変化したのか、
初動に乗る、という言葉が今日はとっても自分の中に入って来ました。
明日のトレードから、意識してやってみます。
ありがとうございました!
motoさん、こんにちは!
気づいていただきありがとうございます!
お気づきのとおり、ちょうど半年くらい前に掲載した記事のリメイク版です。
大切なことなので時間を置いて再配信しましたが、
motoさんのレベルアップに伴ってお役に立てたようで嬉しいです。
ぜひ、やってみてください!
なかなか上達しないので、今度受講したいと思っています