こんにちは。
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From:中野英
都内の自宅より、、、
日に日に日没が早くなり、日に日に寒くなっていく今日この頃です。
見てみれば、10月6日。
今年も、残り3か月を切っているんですね。
夏休みもなく、やたらと慌ただしく過ごしてきてしまいましたが、それはそれで楽しかったでしょうか。
ただ、疲労感を感じているのも事実。
来年は、もう少しのんびり暮らせるといいな・・・
恐らく無理だと思いますが(笑)
今日は少し、一年前を振り返ってみましょうか。
皆さんは覚えているでしょうか?
ちょうど一年前の今頃を・・・
相場の荒れ始めの頃だったのですね。
【2014年10月 日経225 日足チャート】
10月1日から市場全体に売りが出始めて、途中《雇用統計》と《10月1回目の日銀政策決定会合》の結果が出るまでは売りが止まり、イベント通過後に再び売られました。
当時話題にのぼっていたことは・・・
※ 《FRBによる金融引き締めの開始時期》と《原油の動向》
・・・今とほとんど同じです。
もともと《10月》が売りの出やすい月ということもあり、勢いよく下げていきました。
そして、10月17日に売りが出切ったあと、薄商いの中をフワフワと株価が戻り始め、運命の10月31日・・・
※ 日銀の追加緩和
・・・そこから再び、株価の上昇が始まりました。
そして今年。
売りが出始めた時期が1か月以上早まったことと、売りが出続けた期間が長かったという、大きな違いはありますが、ここ数日の・・・
※ 薄商いの中での上昇
ここだけを見ると、去年と同じような流れになってきています。
【10月5日 日経225 日足チャート】
ここで考えてみます。
去年10月の追加緩和からこれまでの外国人投資家の売買動向を見てみると、特に買い越しではありません。
それでも、日経平均の株価水準は、当時より《2000円》高い水準にあります。
つまり、外国人投資家の買いではない資金で、株価を押し上げたことになりますが、その原動力と言えば・・・
※ 日銀 & 公的資金 & 投資信託
・・・このあたりとなります。
その中でも、一日一日のインパクトはそれほどでもなくとも、日銀の《3兆円》という買いの規模は、大きいものがあります。
逆に言えば、日銀の追加緩和がなかったら、《去年10月以降の動き》は全く違うものになっていたでしょう。
世界の株価も、《最悪な内容》とも取れる雇用統計を受けて、大きく上昇しました。
悲しきかな、世界の投資家は《成長》という路線は諦めて・・・
※ 現状維持で満足
・・・という後ろ向きな姿勢で、相場を・世界経済を見ているようです。
もちろん、日本に対しても同じでしょう。
投資家(そのほぼ全てが投機家)にとって、日本国内で興味を持っていることと言えば、現状・・・
※ 日銀の追加緩和のみ
・・・それは、この一年間の《外国人投資家の売買動向》を見ても明らかだと思われます。
さてさて、そのような環境の中で・・・
※ 売られた後の薄商いの中の戻り
・・・を試しているわけですが、去年と同じような動きが起こるでしょうか?
今後の株価の動きは・・・
※ 《日銀政策決定会合》の結果次第
・・・そう言い切っても良いくらい『寂しい限りの相場環境』ですが(ノД`)・゜・。
とりあえず、気候の変動が激しい季節であると同時に、相場の変動も激しい季節。
《閑散に売りなし》という相場へ移っていっている気配はありますので、上手く相場の流れに合わせて、取引をしていってください。
中野英
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