From：中野英
都内の自宅より、、、
最近、《株漬けの日々》を
過ごしています（笑）
現役時代は《取引》だけだったので、
株以外のことをして過ごす時間が結構ありました。
ただ、頭の中では常に《株》にまつわることを
考えていたので、『不眠症で眠れなかった』
時間も含めて・・・
※ 《24時間株漬け》の日々だった
・・・そのように言えるかもしれません(>_<) 今は、毎日夕方に『投資家の方々と ネットで語ったり（個人的活動）』、 『書き物をしたり（仕事）』・・・ 《外部との接触厳禁》のような環境で 仕事をしていた当時を考えると、 信じられない現在の環境です。 そういえば昔、 後輩のディーラーから・・・ ※ いつか、《武勇伝（主に笑い話）》を 書いて本にしてくださいよ。 ・・・などと言われて、 『文章力ないから無理』と答えました（笑） しかし、人間やってみると、 意外なことが出来るものですね(＾◇＾) 《本》にする話は置いておいて・・・ ※ 『書くこと』『話すこと』 ・・・それは、機会がある限り、 続けていきたいと思っています。 もしその活動が止まったら、 その時は・・・ ※ 疲れて《どこかに隠居した》 ・・・そのように 察して頂ければと思います（笑） 今日は、以前に書いた 《ディーラー時代》の回顧録の 続きを書いてみようかと思います。 自分のディーラー人生は、 《最初の発言》によって・・・ ※ 敵だらけの環境の中で ・・・始まったわけですが。 『力が全ての世界である』ことが、 《ディーラー》という職業を選んだ理由の 一つでもあるので、逆に燃えました！ それに、その当時 《好きな同期の女の子》がいたので・・・ ※ 《新人》が《先輩》を出し抜く ・・・という結果が『アピールポイントになるかも！？』 程度の存在に、（指導してくれた先輩以外の） ディーラー方を見てもいました（笑） 実はこの段階で、 《チャートの書き方》は 知っていましたが・・・ ※ チャートの見方（売買への活用法） ・・・一切知らず。 そしてそれは、 ディーラーであった《１０年余り》の間、 ずっと続いていくことになります（笑） そんな中始まった、ディーラー生活。 《感性の人》などとよく言われましたが、 その片鱗は最初から見せていたかもしれません。 先輩のご厚意で、まずは 《評価益になった先輩の玉の反対売買》から。 主に《ショートポジション》でしたが、 《評価益》でプレッシャーなく取引出来たこともあり、 ほぼ《値幅いっぱい》取った記憶があります。 先輩からも・・・ ※ よく、そこまで引っ張れたな ・・・などと言われましたが、 板を見ていると『聞こえてきたのです』。 ※ まだ売るよ ・・・そのような《声》が。 ３日間ほどそのような取引で練習して、 初めて『全ての取引を自分でする』・・・ ☆ 真の意味での《ディーラーデビュー》 運用枠《500万》という小さな枠で始めましたが、 ２週間負けなしで、早々に《＋200万》。 ☆ ○○さん（同期の女の子）、 見ててくれてるかな？ ちょっと、 調子に乗ってたかもしれません（笑） しかし、そこは《勝負の世界》。 その日は当然、訪れます。 ・・・初の《やられ》・・・ その額《20万そこそこ》。 それまでの《200万》の利益からしたら、 別に大した額ではありません。 しかし、この日初めて・・・ ※ 損をする ・・・という《恐怖》を身を持って覚え、 突如として《スランプ》に突入。 そして、この後《半年間》・・・ ※ 恐怖心との戦い ・・・が、続くことになります。 この間、本当に日々《葛藤》でした。 ※ 『売っている』 ※ 『買っている』 ・・・それが頭で分かっていても、 手が出ない。 勇気を振り絞って入っても、 《恐怖》から逃げるように、 《少しの利益》で出てしまう。 入った方と逆に行くと・・・ ※ 損をしたくない ・・・という気持ちが強く働き、 こちらは逆に、すぐに逃げられない。 今考えても、そのような状況で、 よく《マイナス》の月が出なかったなと、 不思議に思います。 ただ、そのような結果を 《上司（部長）》が温かい目で 見守ってくれるわけもなく。 よく怒られました・・・ ※ 株数を《10000株》に減らせ！ 当時は《50000株》で取引していたので、 色々な形で反抗しました・・・ ※ 全て約定する株価で、細かい注文を 分割して出したりして（笑） しかし、そんなことを続けた結果、 上司の堪忍袋の緒が切れて・・・ ※ どうして、 言うことを聞かないんだ！ 自分の答え・・・ ※ 利益を出したいからです！ そして、とどめの上司の言葉・・・ ※ そういうことは、 『利益を出してから言え』！ ・・・その日は、人に 見られないところで『泣きました』。 自分の《不甲斐なさ》に・・・。 この日、先輩から アドバイスを受けました・・・ 『《10000株》でやってみろよ。』 『それで利益出して、 部長を黙らせてやろうぜ！』 『お前は出来るって分かってるから、 俺は何も心配してないよ。』 ・・・次の日から、 株数を減らして取引開始・・・ 《10000株》・・・楽でした（笑） 『恐怖心から解放される』とこれほど 楽な気持ちで取引できるとは、 体験するまで気付かなかった。 そして、思い出しました・・・ ☆ 取引の《楽しさ》を 今思えば、自分は・・・ ※ プライドと戦っていた ・・・そう、《負け》を認めるのが、 どうしても嫌だった。 《相場》も《人生》も同じ、 良い時ばかりではありません。 ※ 《つらい時》を、どのように凌ぎ、 どのように乗り越えるか そして・・・ ※ どのように 《最終的な勝利》へと繋げるか この時、とても大切なもの・・・ ☆ 《負け》を認める『強さ』 ・・・それを身に着けたかもしれません。 結局、《10000株》で始めた 最初の月で、ノルマの《200万》達成。 ひと月で、ワンショット 《50000株》へと戻ったのでした。 しかし実は、この後《一年》の間、 月の利益《200万》で頭打ちの状態が続きます。 まだ、心のどこかに《恐怖心》の 欠片が潜んでいたのに加えて、 『現状に満足している』自分がいました。 ★ 自分自身に対する《甘え》 この後、それを払拭する 《大事件》が起こります。 この続きは、またいつの日か。 中野英
