実践!オプション取引の予想の立て方

2017.3.21
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From:谷口洋章
自宅の書斎より、、、

こんにちは、谷口です。

オプション取引の概要はなんとなく分かってきましたか?

毎月、第2金曜日のSQ値を予想して取引するのですが
具体的な価格表を見てもらいましょう。

真中にある「権利行使価格」が4月の第2金曜日を予想するための、
プライスボード「権利行使価格」表です。

現在の日経平均が19,521円ですので、ATMは19,500円となり、オレンジ色で示されています。

先物の夜間取引で225先物が19320円まで下げているので、コールとプットの価格がずれています。

実際は19375円がATMとなります。

左がコール、右がプットです。

この表の中で説明すると、4月の第2金曜日までに日経平均がどれくらい動くかを予想してみましょう。

表の中で「権利行使価格」20250円を見て下さい。
権利行使価格のすぐ左に28.0の数字がありますね
これが4月限の20250円のコールの価格です。

次に「権利行使価格」18750円を見てください。
今度はその右側に100.0の数字があります。
これが4月限の18750円のプットの価格です。

この価格は1000倍で計算しますので、
・4月限20250円コールのプレミアム価格は28,000円
・4月限18750円プットのプレミアム価格は100,000円

予想レンジは現在の日経平均から上昇で875円
下降で625円、上下値幅で1500円です。

4月の第2金曜日は14日ですので、今日から21日あります。

仮に4月14日の日経平均が19800円で終わったとします。

そうすると、18750円から20250円の予想レンジの中で
終わったことになりますので、予想的中となります。

この時点で、このコールとプットの価格は予想価値がなくなる為
0円となります。

もしこれを売りでもっていたとしたら、合計金額の128,000円が利益となります。

「簡単」です!

ですが、そんなに上手くはいきません。

それは予想は外れるからです。

値幅の予想値をもう少し広げてみましょう。

下の表を見て下さい。

今度は上限の20625円
下限17625円

値幅は3000円です。

来月の14日までに日経平均がこの中で収まれば、あなたの勝ちです。
20625のコール、10,000円
17625のプット、12,000円
合計22,000円が4月14日に決定します。

実際には、その前にこのあたりの価格は1~2円になる可能性が高いので
SQ日を待たずに決済することが多いです。

オプション価格のチャートを見てください。

日経平均が予想価格に近づかなければ
ほとんどの権利行使価格は下降トレンドしか描きません。

初心者でも利益になりやすいのは、
この仕組みにあるんです。

とは言え、予想を外したときの対策は必須です。

まずは初心者でも出来る方法から覚えていき
手法を増やす中で経験していけばよいと思います。

谷口洋章

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