ジェロントロジーを身近な問題として考えてみる

2018.08.15
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

前回ブログからの続きとなります。

前回ブログ:これからの老後生活が深刻化する理由
https://j-i-s.info/j-i-s/nikkan_180808/

個人では解決できない
大きな問題すぎるので、
まずは身近な話として仕切り直してみます。

主にお金の話を中心に考えてみます。

フィナンシャル ジェロントロジー
などともいわれます。

健康で長生きするのは
一般的に良い事だと思いますが、

俗にいう、長生きのリスクというものが
実際には存在します。

給料を稼がない世代になっても、
生活にかかるお金は変わらず発生しますよね。

総務省の調査では、夫婦世帯において、
月に約24万円かかります。

内訳は食費、光熱費、交通通信費などです。

家賃は入っていません。

つまり、住宅ローンは払い終わっている
という想定です。

車も保有していない想定です。

総務省の想定でも首都圏では、
月額24万円で夫婦二人の
生活をするのは厳しい気がします。

年金をもらえるのは65歳になってからです。
しかし、会社の定年は60歳の人が多いのです。

空白の5年間の人生設計は、
ここではとても書ききれる内容ではありません。

健康状態も千差万別。
年金は、人によってもらえる金額が異なります。
本当に人それぞれなのです。

従って一概には言えませんが、
今回はモデルケースということで話を進めましょう。

生活費=支出24万円に対し、
収入は国民年金の月5.5万円です。

厚生年金が月14.8万円です。

実は、これ以上もらえる人も多いのですが、
その場合、所得税や住民税の負担が大きくなります。
年金収入は、立派な所得なのですね。

国民年金をもらう人は、
毎月18.5万円足りません。

自営業をもっていれば、
定年はないので働く続けることが
できるかもしれません。

仕事がなければ、毎月18.5万円をどうするか、
今のうちに考えておく必要があります。

退職金システムはないでしょうから、
かなり前から準備をしなければ
いけない事になります。

厚生年金をもらう人は毎月10万円足りません。

厚生年金をもらう人は会社員ですから、
退職金を2000万円もらえたとして、

それで不足分を補うとすると、
年間10万x12=120万円を補う必要があるので、
6%づつ、取り崩す必要があります。

この調子で取り崩すと、
退職金は16年で枯渇します。

65歳の人は、16年後の81才になると退職金は底をつきます。

65歳の男性の平均余命は19年なので、
平均84歳まで生きます。

5歳年下の奥様がいるとして、
60歳の女性の平均余命は28年ですから、
平均88歳まで生きます。

資金が底をついたあとも、
平均数年は生きなければいけないのですね。

これは平均的な余命の話ですから、
もっと長生きする人も半分はいます。

資金使途のシナリオは、
今の生活費24万円が継続すると
単純化していますが、

これも無理があります。

たとえば、自宅にせよ、
マンションにせよ、
メンテナンスが必要です。

家電も壊れたら
買い替えの費用がかさみます。

壊れなくても、TVや車(もし持っていれば)などは
技術革新によりインフラが変わったら
買い替えが必要です。

支出には、孫のおこずかいとか、
自身のレクリエーションは上積みすべきです。

自宅の固定資産税も
本来は考慮しないといけません。

自宅を所有しない賃貸の人は、
保証人が必要ですが、

老齢者の保証人になってくれる人を
探すのが難しくなってきます。

収入元である年金は、
減額される可能性があります。

大きな病気になったら、
個人負担も発生するでしょう。

崩す元本を退職金100%としましたが、
退職金には税金がかかるし、
60-65歳という空白の五年間を過ごすために
退職金に手を付けたら、
月24万円x5年間=1440万円は失っているはずです。

これが長生きのリスクです。

どうにかして解決する必要があります。

幸い、いくつかの解決方法は
既に用意されています。

これは、次回に述べる事にします。

奥村尚

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コメント

ジェロントロジーを身近な問題として考えてみる」への1件のフィードバック

  1. ゆりか

    深刻な問題ですよね(~_~;)解決法ぜひ教えてください!

    幸い定年のない職場なので健康維持に努めて働けるだけ働くことと、退職までにトレード技術を向上させておく、くらいの考えですがまだまだ詰めが甘いですよね(汗)

    返信

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