「気分屋」にどう対応?!オプション取引の特性

2017.2.21
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From:谷口洋章
自宅の書斎より、、、

こんにちは、谷口です。

オプション取引は、
人間が考えた取引方法の中では
とても特殊な取引と言えます。

本来なら、株式取引も為替や、
債権なども地合いに合った、
人間の感情が価格を決めるものですが

目に見えない感情のゆがみや正当性を
数式によって計算された相場なのです。

株価でも理論株価と言うものを
基準として考えることがありますが、

その考え方を基準にしていると思うと
分かりやすいでしょう。

本来ならこの価格そのものは
欲しがる人が興奮状態になると
一時的に大きくプレミアムがついて
上昇します。

しかし、興奮はいつまでも続きませんので
行き過ぎた価格は適正価格まで下がります。

逆に暴落などは、一時的な恐怖心から
大きく値を下げるのですが

これも売られすぎ、すなわち過度の恐怖心で
大きく下げた価格は、恐怖心が落ち着くと
適正価格まで戻ります。

この適正価格を計算し
価格の買われすぎ、売られすぎ
から適正価格に戻るところを利益とする
「売り」戦略

全く興奮状態がなく、冷め切った状態から
興奮状態になる価格を取りに行く
「買い」戦略

相場はこの「興奮」と「冷静」を繰り返しています。

この相反する感情の価格と戦うのですから大変です。

感情の起伏の激しい
「気分屋」と付き合う方法は
振り回されないように、

いつも冷静に「気分屋」を観察して
利用する必要があります。

だからヘッジ取引がオプション取引の本質となるのですね。

友達にもいませんか?
「気分屋」で「身勝手」で「横暴」な人

生活上、嫌いなら付き合わなければ良いのですが
身内や、上司にいたら何とか
上手く付き合わなければいけませんよね。

調子の良いときは、予想通りに動いてくれますが
いざ不機嫌になると大暴落します。

「気分屋」ですから突然来ますので読めないんですね~。

それが相場と付き合うことかな~
と思う今日この頃です。

谷口洋章

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