From:不動修太郎
都内の自宅より、、、
私の記事ではテクニカル指標の
解説記事は今後も続けます。
今回はFXにおおいに参考になりそうな
ニュースが入ってきましたので、
毛色の違う記事をお届けします。
1人当たりの国別GDP
(名目国内総生産)です。
内閣府の発表では、
日本の1人当たりのGDPは、
ドル換算では、前年比6%減の
3万6千200ドルだったそうです。
これは、
OECD(経済協力機構)に加盟する
34か国の中では20位です。
しかし!
この統計はドルベースですから、
円安の影響を受けています。
日本の1人当たりGDPは
日本円では昨年と比べて、
1.7%の増加です。
さて、もう一度、
グラフを見て下さい。
GDP上位の20傑の中で、
11位のオーストラリアと
17位のニュージーランドが「オセアニア」
7位のアメリカと12位のカナダが
「北米」ですね。
20位の日本はアジアですが、
それ以外は全てヨーロッパです。
つまりは、19位までの国は
ヨーロッパ、北米とオセアニア
ということになります。
1位のルクセンブルクのGDPは
日本のGDPの3倍以上です。
グラフの中に記されている国々は
日本人にとって観光等で人気がある国、
よく知られている国が多いですね。
その中でルクセンブルクは、
日本の沖縄県、佐賀県と
同じ位の面積の国です。
そのように面積が小さい国であるせいか
日本人でこの国を訪問したことが
ある人は少ないでしょうね。
かく言う私も
ルクセンブルクに
行った事はありません。
ルクセンブルクはそのように
小さい国だからこそ、
企業に課せられる税金を
安くしているので、多くの企業が
ルクセンブルクにやってきます。
そのような仕組みが
あるためにルクセンブルクは
1990年代以降に1人当たりの
GDPが大きくなっているのです。
ただ、
ルクセンブルクは人口が少ないので、
国のGDPは少ないです。
国全体のGDPは、
1位がアメリカ、
2位が中国、
3位は日本です。
私が株式投資を始めた頃は、
日本とアメリカの2国で世界の
GDPの6割を占めていました。
当時の中国はGDPを
発表していませんでした。
恐らくは日本の
10分の1程度だったのでしょう。
ですから、その頃はアメリカの景気を
見ていれば世界の為替、株価がかなり
正確に予想できました。
今は中国の経済を調べなくては
世界の経済が読めない時代です。
ですから、これまでの記事でも、
中国経済のニュースをいくつか、
お届けしてきました。
これからも為替、株に関する、
世界のニュースはお届けしますので、
参考にして欲しいと思います。
世界の状態を知ることも、
とても楽しいことですから。
不動修太郎
・ジャパンインベストメントスクール講師
・株式、FX、海外不動産など投資全般に精通
・現役サラリーマン投資家
大学卒業後、メーカーに勤務。1984年頃より国内株式投資を開始。東南アジア赴任中、アジア通貨危機という経済的激動を実体験。アメリカ、中国などへ100回以上の訪問で、語学と国際金融感覚を養い、海外での投資を始める。99年から、香港、ベトナム、ロシア等株式投資、海外預金、FXなどを開始。サラリーマンを続けながら、投資活動を通じ、多数の富裕層、著名人と親交があり、高額セミナー講師、会員制クラブの顧問となる。
また、これまでの投資経験、海外での経験から得た、幅広い知識と信頼感のある人柄が人気を呼び、立場が同じサラリーマンや投資の勉強を始めたいという女性まで幅広く絶大な支持を得る。