From:堀北晃生
丸ノ内のオフィスより、、、
おはようございます、
堀北晃生です。
2020年の日本株式市場は
どのようになるのかは、
誰もが気になるところです。
あなたは上昇すると思いますか?
それとも下落すると思いますか?
ここでは過去のデータを組み合わせて、
上昇または下落のキーポイントを
まとめてみたいと思います。
2020年は十二支でいうと、
子(ね)の年です。
これを更に十千十二支で見ると、
庚子(かのえねのこうし)になります。
2020年2月4日が旧暦の立春になりますので、
まだ新しい年になっていないということになります。
では、この庚子の相場がどのようであったかを、
過去のデータに照らし合わせて見てみましょう。
その前に、相場にはこのような格言があります。
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辰巳(たつみ)天井、
午(うま)尻下がり、
未(ひつじ)辛抱、
申酉(さるとり)騒ぐ、
戌(いぬ)笑い、
亥(い)固まる、
子(ね)は繁栄、 ←今年はココ
丑(うし)つまずき、
寅(とら)千里を走り、
卯(う)跳ねる
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過去の子年では、
・1960年に初の1,000円台乗せ
・1980年に1万円台乗せ
このように、相場にとって
大きな転換期となりました。
1960年には池田勇人内閣が
所得倍増計画を発表するなど、
高度経済成長が追い風となりました。
1984年はアメリカを中心とした、
世界景気回復を背景に、
日本株買いが活発になりました。
つまり、子年は日経平均が
大きく上昇したという歴史があります。
しかし、過去に2回下落したうち
2008年はリーマンショックがあり、
42%も下げました。
これは1950年伊興で
最大の下落率となります。
■子年の主な出来事と日経平均株価の上昇率
1960年:55.1% 所得倍増計画
1972年:91.9% 日中国交正常化
1984年:16.7% 民営化関連法成立(NTTやたばこ産業など)
1996年:−2.6% 金融債権管理機構発足
2008年:−42.1% リーマン・ブラザーズ経営破綻
ぜひこちらはメモしておいてください。
次に今年最も大きなトピックスは、
アメリカ大統領選挙です。
1950年以降の大統領選と、
日経平均株価の相関関係のデータを見てみると、
・共和党候補が勝利
10回のうち9回が上昇
・民主党候補が勝利
7回のうち3回が上昇
となっております。
つまり共和党が勝てば9割の確立で株高になり、
民主党が勝てば43%にとどまります。
トランプ大統領がこのまま続投となれば、
共和党の勝利となり、米国主導で株価が
上昇する可能性があります。
また万が一、トランプが敗退となり、
民主党候補が勝利した場合は、
大きな下落になる可能性があります。
さまざまな指標がある中で、
この大統領選は極めて重要な指標となります。
2020年11月3日
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アメリカ大統領選挙2020で、
マーケットは大きく揺れ動くと
予測しております。
そのため、この時期には
なるべくポジションを整理し、
選挙が終わった後に戦略を立てて、
利益を取りに行くやり方が
正しいと思われます。
投資家にとって重要なことは、
利益を上げることではなく、
損失を最小限にすること。
つまり、復活できる程度の損切りはOKですが、
取り返しのつかない損は出しては
いけないということです。
過去のデータの延長線上に
未来があるわけではないため、
過去実績と未来の相関関係はありません。
しかし、こういったデータを知った上で
意思決定をすることで、ブレることなく
強気の意思決定ができるようになります。
ぜひこういったデータも参考にして、
戦略を立ててみてください。
2020年も素晴らしい実績を上げられることを、
心より願っております。
堀北晃生
追伸:
これから寒さが一段と深まってきます。
体調管理には十分気をつけてください。
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・大衆心理の裏を突く「空売りの魔術師」
・次世代金融システムのファシリテーター
全国トップ5%に入る富裕層向けの資産運用アドバイザーとして外資系のプライベートバンクで2004年より活動を開始。
資産運用や投資顧問会社へのコンサルティング、個人投資家向けのクローズドな情報発信に携わる。
そこで培った知識と経験が評価され、現在は個人投資家からプロトレーダーまで、投資のアドバイスや情報発信を行っている。
プロトレーダーと個人投資家の情報格差を埋めるために、シークレット勉強会を少人数で展開しながら、大学との共同研究で急騰株の天井から空売りを仕掛ける独自の手法を開発。
民間企業の資産運用コンテストで500万円を15億円まで増やして優勝したことも。
こうした活動を通して、日々変化する投資の世界においてナンバーワンであることにこだわり、株式市場の最先端をリードする活動に情熱を注いでいる。