【卒業!】最後に・・・日本株への自分の想い

2016.2.23
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From:中野英
都内の自宅より、、、

これまで自分のブログを
ご愛顧いただいたこと、
心より感謝申し上げます。

誠に勝手ながら、
しばらく自分の活動に
専念したいと考えまして、、、

本日を以て、
ジャパン・インベストメント・スクールでの
執筆を卒業させて頂くことになりました。

こうして文字を連ねながら、
『自らの視点』を確認する場でもありました。

ディーラーという、孤独な・・・
※ 不特定多数の投資家との戦い・・・に、
日々身を置いてきたということもあり、、、

全く真逆の《投資家の皆さんのお役に立てる場》に
身を置くことが嬉しくもありました。

どの程度お役に立てたのか、
自分には分からないですが・・・

今後の皆さんの取引のどこかで何らかの
好影響を与えていくことを、心から願っています。

今日は、最後のブログ記事として、
今後の日本株への自分の想いを書きたいと思います。

年始からの波乱も一段落し、ここにきてやっと、
世界の株式市場は落ち着きを取り戻してきています。

特に、ニューヨーク株式市場、
木曜日は、株価下落にも関わらず・・・
※ 恐怖指数(ボラティリティ)の低下・・・

という動きが見られ、
《投資家の押し目買いスタンス》が
より強く感じられるようになりました。

金曜日もその流れを踏襲し、
株価が下げたところでの
《底堅さ》が際立ちましたね(#^.^#)

パニック的な動きが収まり、
かつ『投資家の買いが戻ってきた』こともあり、
日々の値幅も狭くなってきました。

これこそ、ニューヨーク株式市場の
《投資家層の厚さ》の証と言えるでしょう。

それに対して、日本株(´・ω・`)
パニック的な売りが収まり、商いが減少。

そして相変わらず、スルスルと
《上下に激しく振れる》相場が続いています。

値動き自体は大きいので、
一見『面白い』相場とも感じられますが、、、

《上下に激しく振れる》ということは、
それだけ・・・中身が薄い。

言い換えると・・・
※ 参加者が少ない(投資家層が薄い)
・・・ということを意味します。

《物質》で表現すると・・・
ニューヨーク株式市場は、《炭素》が
ぎっしり詰まった・・・※ ダイヤモンド

日本株は、同じ《炭素》の塊でも、
スカスカの・・・※ 木炭。
そのような感じでしょうか?

確かに、木炭の方が《柔らかい》分だけ、
形が色々変形します。

株式市場に置き換えれば、もしかしたら、
上昇する時も《異常》とも言える上昇が
たびたび見られるかもしれません。

しかし、《木炭》ですから、当然・・・
※ 脆い・・・下げる時も、《異常》な
下落がたびたび見られることになるでしょう。

世界には、様々な《投機家》から
《投資家》まで、様々な参加者がいます。

《投資家》は、基本的に・・・
※ リスクを抑制することを
第一に、利益を追求する

・・・そういう意味でも、《投機家》が
目立ちすぎない程度の相場が、程よい相場と言えます。

そう考えてみると、今の日本の株式市場は・・・
※投資家が近寄りづらい市場と言えるかもしれません。

そうして《投資家》の手が
引いていってしまうようだと、
その後の待ち受けるは、最悪・・・

※《閑散》という、
廃墟のようになった株式市場・・・取引したくとも、
取引相手すらままならないような、そんな株式市場です。

『短期的な株式市場の動きに一喜一憂しない』!

という発言が、たびたび聞かれますが・・・

真に『憂う』べきことは、
そのような動きを生み出してしまうような・・・

※投資家層の薄さなぜならそれは、同時に・・・
※『日本株の魅力の乏しさ』の証でもあるのですから。

『海外のマーケットの影響を全く受けない』と
いうことは、実質《不可能》でしょう。

しかし、水物である《為替市場》の動きに振り回されるような、
そんな不安定な国・株式市場からは、脱皮しなければなりません。

それは、《政治家》を選ぶのが
『日本国民自身』であるということも踏まえて・・・

※ 日本人全員が試行錯誤して、
日本を変えていかなければならない

・・・待ったなしの現状が、
目の前にあるのだと思います。

長きに渡りご愛読いただきまして、
本当にありがとうございました(#^.^#)

中野英

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