From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
おはようございます。
4月20日の日経電子版の情報では、
新型コロナの症状の改善に役立つ薬として、
世界では十数種類の既存薬が
効果を認められており、
臨床テストに入っているそうです。
アビガン(富士フィルム)や
シクレソニフド(帝人ファーマ)、
免疫グロブリン(武田)など、
日本企業が関係するものも
リストアップされていました。
新柄コロナウィルスは、
感染しても8割が無症状です。
要するに患者に対しては治療不要、
残り2割は発症するが、
その多くは軽い症状です。
一部は突然症状が悪化するので、
その前に投与することで効果がある薬が十数種類、
リストされている、ということになります。
だんだんと、実証レベルでも
効果が表れてきそうですね。
ワクチンのように、
決定的に根絶できる特効薬というわけでも
ないのでしょうが、
2003年に猛威を振るったSARSは、
いまだワクチンが開発されていません。
基本的に、コロナウィルスという点で
今回の武漢型と同じ範疇なので、
今回も、完全には根絶できないまま、
なんとなく終焉に向かう可能性があります。
もしそうであれば、
時々、はやり病として復活する可能性も高いと
いうことになるでしょう。
とすると、今後も数年おきに起こる、
香港のB型インフルエンザのような
存在になるかもしれません。
こうしたことが起きた時に、
耐性のある社会や個人と
なっている必要があります。
そのように変化しないと、生きていけない。
イメージ的には、下図の
3つのそれぞれの軸が広がる方向に、
変化が必要になるものと考えています。
このような変化が起こるとすると、
産業やビジネスも、必然的にその方向に
従って変化することになりますね。
相場とも深く関係してくると思います。
旅行、運輸、不動産などは
既に影響を受けていますが、
長い目で見ても影響が大きくなるように思います。
IPO市場の脆弱性も、
世界的に目立つようになってきました。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。