From:Mr.K
新しい書斎より、、、
先週は、急落した新興株が
多くありましたね。
私の運営する投資コミュニティでは
毎週土日にみんなで銘柄を選んでいます。
先週選んだ銘柄は、
買い候補銘柄が伸び悩みつつ、
空売り銘柄は躍進しました。
特に、8011三陽商会は
5月24日から空売り候補なので、
【41%】ものパフォーマンス。
空売りで40%越えになるのは
なかなか珍しいホームランでした。
日経平均などの指数で
レンジ相場が続く中でも、
個別株は買いや空売りも
選べているので、
今日はそのコツを少し
お話しします。
まず、銘柄を選ぶときに大切なのは、
日経平均株価やジャスダック指数などの値動きと、個別株の値動きは、関連しているようでいてそれほど関連していないということです。
これは事例をたくさんあげないとなかなか信じていただけないのですが、経験上、事実であると確信しています。
もう少し厳密に言うと、日経平均株価と連動していない株もたくさん存在するということです。
もちろん、日経平均株価と相関性の強い銘柄もあります。
しかし、全然関係ない動きをしている銘柄も本当にたくさんあるのです。
これで首をかしげる人が多いのは理由があります。
通常、個人投資家の皆さんというのは1週間に何百銘柄も観察していません。
多くても、お気に入りの20銘柄やランキング上位銘柄をちょこちょこ見ているという程度でしょう。
そうすると、日経平均が上がったときはほとんどの銘柄が上がり、日経平均が下がるときはどの銘柄を持っていても微妙な結果に終わると感じるかもしれません。
あるいは、ダウ平均株価が上がれば日経平均株価が上がり個別株も上がるから、結局、ダウ平均株価次第なんじゃないかと考えている人も意外と多くいらっしゃいます。
しかし、日経平均株価が下がっているときでもストップ高銘柄はありますし、日経平均株価が絶好調のときでも急落まっしぐらで最安値を更新している銘柄は実際存在します。
そういう意味で、平均的な株ではなく、ものすごく勢いのある株と、ものすごくダメな株を選ぶことで、日経平均株価にある程度関係なく利益を上げることが可能になります。
毎週の週刊銘柄を受け取っていただいている方はそれが実感できると思います。
ただもちろん、日経平均株価がレンジで停滞しているときよりも、好調に上昇しているときのほうが買いで勝つのは簡単ですし、逆も然りです。
なので、日経平均株価の動きはチェックして活用はしています。
活用の仕方は、ポジションの量に反映するというやり方です。
例えば、300万円分買えるとして、日経平均があんばいよく上昇しているときは200万円分の株を仕込みますが、日経平均がレンジのときは、100万円分の株しか買わずに残りは現金で残しておく、という意味です。
あるいは、買い銘柄と空売り銘柄の割合を変えるという方法もあります。
いずれにせよ大切なことは、極端なトレンドが形成されている個別銘柄を選ぶことだと思います。
さて、米国株も日本株も、全体で見ればレンジに突入したと思っています。
レンジは体力を消耗する割には結局大きな利益になりません。
急騰したからと言って飛びつかず、少しクールに見ていてもいい時期かなと思っています。
ご参考まで。
それではまた次回!
GOOD TRADE!!
Mr.K
追伸:
「こうなったらこうしよう」
と自分に合ったルールづくりをする上で
大切なポイントを知らない人が多いです。
世界の著名なトレーダーが
お金を増やしたルールを分析したので
この機会にだけお話しします。
↓
http://japan-i-school.jp/jim/semifinal_le07/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
先生、スクールスタッフの皆様、いつもご配信ありがとうございます!今回も素晴らしいお話、学ばせていただきました!
「平均的な株ではなく、ものすごく勢いのある株と、ものすごくダメな株を選ぶことで、日経平均株価にある程度関係なく利益を上げることが可能」
「大切なことは、極端なトレンドが形成されている個別銘柄を選ぶこと」
以前FXのお話でも強い通貨と弱い通貨を組み合わせる戦略について質疑応答でご教示いただきましたが、学びを生かし戦略のポイントを蓄えてRR比率の向上に努めていきたく思います。
ぽぽさん、コメントへの返信が遅くなりすみません!
今回もありがとうございます。
極端な個別株を選ぶことはいつでもとても大切です。特にレンジのときには!
はやくレンジが終わってほしいなと思っています。
事務局 ご担当者様
以前mr.kさんの週間発掘動画を購読していた中村と申しますが、
もう一度購読することはできますか?その場合の手続きについて
教えて下さい。宜しくお願いします。