買いから空売りへの転換点

2020.7.6
Share:

From:Mr.K
新しい書斎より、、、

先週は、急落した新興株が
多くありましたね。

私の運営する投資コミュニティでは
毎週土日にみんなで銘柄を選んでいます。

先週選んだ銘柄は、
買い候補銘柄が伸び悩みつつ、
空売り銘柄は躍進しました。

特に、8011三陽商会は
5月24日から空売り候補なので、
【41%】ものパフォーマンス。

空売りで40%越えになるのは
なかなか珍しいホームランでした。

日経平均などの指数で
レンジ相場が続く中でも、

個別株は買いや空売りも
選べているので、

今日はそのコツを少し
お話しします。

まず、銘柄を選ぶときに大切なのは、

日経平均株価やジャスダック指数などの値動きと、個別株の値動きは、関連しているようでいてそれほど関連していないということです。

これは事例をたくさんあげないとなかなか信じていただけないのですが、経験上、事実であると確信しています。

もう少し厳密に言うと、日経平均株価と連動していない株もたくさん存在するということです。

もちろん、日経平均株価と相関性の強い銘柄もあります。

しかし、全然関係ない動きをしている銘柄も本当にたくさんあるのです。

これで首をかしげる人が多いのは理由があります。

通常、個人投資家の皆さんというのは1週間に何百銘柄も観察していません。

多くても、お気に入りの20銘柄やランキング上位銘柄をちょこちょこ見ているという程度でしょう。

そうすると、日経平均が上がったときはほとんどの銘柄が上がり、日経平均が下がるときはどの銘柄を持っていても微妙な結果に終わると感じるかもしれません。

あるいは、ダウ平均株価が上がれば日経平均株価が上がり個別株も上がるから、結局、ダウ平均株価次第なんじゃないかと考えている人も意外と多くいらっしゃいます。

しかし、日経平均株価が下がっているときでもストップ高銘柄はありますし、日経平均株価が絶好調のときでも急落まっしぐらで最安値を更新している銘柄は実際存在します。

そういう意味で、平均的な株ではなく、ものすごく勢いのある株と、ものすごくダメな株を選ぶことで、日経平均株価にある程度関係なく利益を上げることが可能になります。

毎週の週刊銘柄を受け取っていただいている方はそれが実感できると思います。

ただもちろん、日経平均株価がレンジで停滞しているときよりも、好調に上昇しているときのほうが買いで勝つのは簡単ですし、逆も然りです。

なので、日経平均株価の動きはチェックして活用はしています。

活用の仕方は、ポジションの量に反映するというやり方です。

例えば、300万円分買えるとして、日経平均があんばいよく上昇しているときは200万円分の株を仕込みますが、日経平均がレンジのときは、100万円分の株しか買わずに残りは現金で残しておく、という意味です。

あるいは、買い銘柄と空売り銘柄の割合を変えるという方法もあります。

いずれにせよ大切なことは、極端なトレンドが形成されている個別銘柄を選ぶことだと思います。

さて、米国株も日本株も、全体で見ればレンジに突入したと思っています。

レンジは体力を消耗する割には結局大きな利益になりません。

急騰したからと言って飛びつかず、少しクールに見ていてもいい時期かなと思っています。

ご参考まで。

それではまた次回!

GOOD TRADE!!

Mr.K

追伸:
「こうなったらこうしよう」

と自分に合ったルールづくりをする上で
大切なポイントを知らない人が多いです。

世界の著名なトレーダーが
お金を増やしたルールを分析したので
この機会にだけお話しします。

http://japan-i-school.jp/jim/semifinal_le07/

関連記事

Pick Up!

買いから空売りへの転換点へのコメント

  1. 先生、スクールスタッフの皆様、いつもご配信ありがとうございます!今回も素晴らしいお話、学ばせていただきました!

    「平均的な株ではなく、ものすごく勢いのある株と、ものすごくダメな株を選ぶことで、日経平均株価にある程度関係なく利益を上げることが可能」
    「大切なことは、極端なトレンドが形成されている個別銘柄を選ぶこと」

    以前FXのお話でも強い通貨と弱い通貨を組み合わせる戦略について質疑応答でご教示いただきましたが、学びを生かし戦略のポイントを蓄えてRR比率の向上に努めていきたく思います。

    1. ぽぽさん、コメントへの返信が遅くなりすみません!
      今回もありがとうございます。

      極端な個別株を選ぶことはいつでもとても大切です。特にレンジのときには!
      はやくレンジが終わってほしいなと思っています。

  2. 事務局 ご担当者様

    以前mr.kさんの週間発掘動画を購読していた中村と申しますが、
    もう一度購読することはできますか?その場合の手続きについて
    教えて下さい。宜しくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です